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カネロ・アルバレス戦を目前にしてクロフォードが肩を痛めているという噂が拡散

石山修二 Shuji Ishiyama

Daniel Mader

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現地時間9月13日の土曜の夜(日本時間14日昼)、テレンス・クロフォードはそのキャリア屈指のビッグマッチで脚光を浴びる。

サウル・『カネロ』・アルバレス戦との一戦に向けて、現WBA世界スーパーウェルター級王者のクロフォードは、2階級上、168ポンド(76.20kg)のスーパーミドル級に階級を上げなくてはならず、すでに身体的に大きな挑戦となっている。そのクロフォードに肩の負傷に関する噂が浮上している。

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ソーシャルメディアではここ数日、クロフォードが「長引く」肩の故障に悩まされているという噂が広まった。アルバレス戦を目前に控えたクロフォードがこの噂について口を開いた。 

テレンス・クロフォードは負傷している?

クロフォードは肩の負傷を否定している。100パーセント健康な状態でリングに上がるボクサーはいないが、現地9日(火)に肩の故障について問われたクロフォードの反応を見る限り、実際に肩の痛みに悩まされているとは考えにくい。

「オレがどこで肩を怪我したって?」とクロフォードは肩を回しながら語った。

「知らないな。みんな勝手にでっち上げてるんだよ。『テレンス・クロフォードは肩を怪我した』『テレンス・クロフォードはコンディションが悪い』『テレンス・クロフォードは動きが遅い』ってな。みんなでっち上げだ」

クロフォードは翌日にも肩の噂についても言及し、皮肉な口調でこう言った。

「ああ、俺の肩はめちゃくちゃだぜ、みんな。カネロには言うなよ」

さらにクロフォードは冗談めかして、もしかすると「両肩」に問題があるかもしれないとも語ったという。

仮に本当に肩の負傷を抱えていたとしても、クロフォードは公には認めないだろう。アルバレス戦は予定通り行われるはずだ。クロフォードの冷静な対応を見る限り、彼の肩の状態について過度に心配する必要はないだろう。

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クロフォードの怪我の噂とは?

9月8日(月)、ソーシャルメディア上でクロフォードが肩の負傷に悩まされているという噂が流れ始めた。X(旧Twitter)アカウントの@Pound4our4Poundは「情報筋によると、テレンス・クロフォードが過去に手術を受けた肩がトレーニングキャンプ中に『悪化している』、どうやらこの問題は過去8~10週間続いているようで、綿密にチェックされているようだ」と投稿した。

このXアカウントは単に「ボクシング愛好家」と自己紹介しているだけだ。だから、クロフォードに関する投稿に信憑性があったかどうかは全くわからない。それでも、その投稿は拡散されていった。

別のXアカウント@AccordToBoxingでは、この噂について「デマを暴く」形で追及した。その投稿では、噂を流したアカウントは「メイウェザーがコロラド州でクロフォードと会ったという話をでっち上げたのと同じアカウントだ」と指摘し、「動画の証拠からも、これはいつもの面々の必死の工作に過ぎない」と指摘している。

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クロフォードに何かあった?

今分かっている情報からすると、クロフォードが肩を怪我するような出来事は起きていない。本人も実際に負傷した事実を否定している。

ソーシャルメディアでの噂について、クロフォードは「あれこれでっち上げてるんだよ」とコメントした。

カネロ・アルバレスvsクロフォード戦は行われる?

いや、アレジアント・スタジアムでのカネロ・アルバレスvsクロフォード戦は中止になっていない。両者は日本時間9月14日(日)昼ころに対戦し、その模様はNetflixで全世界へライブ配信される。

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※本記事内における井上尚弥vsムロジョン・アフマダリエフ戦関連のコンテンツ配信情報は2025年9月12日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性があります。現在の配信状況についてはLeminoのホームページもしくはアプリをご確認ください。
※Leminoではカネロ・アルバレスvsテレンス・クロフォードおよびアンダーカードは配信されません。
※試合開催・放送配信内容・各サービスの料金等は主催者・放送局の都合により変更になる場合があります。料金は消費税込み価格。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。

Daniel Mader

Daniel Mader is a Content Producer for The Sporting News. He joined SN in 2024 as an editorial intern following graduation from Penn State University. He has previously written for Sports Illustrated, NBC Sports, the Centre Daily Times, the Pittsburgh Post-Gazette, The Daily Collegian and LancasterOnline. Daniel grew up in Lancaster, Penn., with a love for baseball that’ll never fade, but could also talk basketball or football for days.