【動画あり】2025年国スポ（硬式野球の部）の全試合日程・結果速報・本塁打・組み合わせ・出場チーム一覧｜国民スポーツ大会（旧国体）

阿部泰斉 Taisei Abe

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Jiji Press

写真はイメージ

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2025年国民スポーツ大会・高等学校野球（硬式の部）が9月29日（月）にマイネットスタジアム皇子山で開幕した。

今夏甲子園を賑わせた8チームが出場。王者の沖縄尚学、準優勝を果たした日大三など強豪校が滋賀に集う。仙台育英はプロ志望届を提出した高田庵冬内野手（3年）＆吉川陽大投手（3年）も出場予定だ。

ここでは2025年国スポ硬式野球の部の全試合日程と試合結果、出場校についてまとめる。

2025年国スポ硬式野球 日程

開催期間

9月29日（月）〜10月2日（木）

出場校

沖縄尚学（沖縄・甲子園優勝）

日大三（東京・甲子園準優勝）

山梨学院（山梨・甲子園4強）

県岐阜商（岐阜・甲子園4強）

綾羽（滋賀・地元開催）

仙台育英（宮城・今夏甲子園出場）

高川学園（山口・今夏甲子園出場）

尽誠学園（香川・今夏甲子園出場）

組み合わせ

国スポ硬式野球トーナメント（国スポホームページ）

中継

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2025国スポ硬式野球の日程・試合結果

※以下、日程は降雨などにより変更になる可能性があります。
未定部分は決まり次第更新いたします。

1回戦（9月29日、月曜）

第1試合:山梨学院（山梨）4ー0尽誠学園（香川）

高校名1234567計安
山梨学院000202047
尽誠学園000000006

第2試合:県岐阜商（岐阜）5－1沖縄尚学（沖縄）

チーム1234567計安
沖縄尚学010000018
県岐阜商001013☓

5

10

第3試合:仙台育英（宮城）4－0日大三（東京）

チーム1234567計安
日大三000000006
仙台育英020110☓46

第4試合高川学園（山口）2－1綾羽（滋賀）

チーム1234567計安
綾羽010000013
高川学園020000☓24

準決勝（9月30日、火曜）

第1試合:山梨学院10－4県岐阜商

チーム1234567計安
山梨学院00302321012
県岐阜商0002002

4

6

第2試合:高川学園5－4仙台育英

チーム1234567計安
高川学園005000054
仙台育英0220000

4

10

決勝（10月2日、水曜）

山梨学院3－1高川学園　優勝校:山梨学院（初優勝）

チーム1234567計安
高川学園100000015
山梨学院100020☓

3

7

バッテリー

  • 山梨学院:竹下、檜垣（3回途中）－横山
  • 県岐阜商:松本－遠矢

ホームラン

山梨学院・梅村1号（5回裏、ソロ）、萬場2号（5回裏、ソロ）

国スポ硬式野球2025 本塁打一覧

第1号 山梨学院・萬場翔太内野手（3年）

1回戦の尽誠学園戦。2－0と2点リードの6回1死一塁、5番の萬場は真ん中へ入った132キロ直球をフルスイング。打球は左翼席へ飛び込み、大会第1号を飾った。

試合はこの一発で勝負が決まり、山梨学院が準決勝進出を決めた。

第2号仙台育英・有本豪琉内野手（1年）

1年生が衝撃弾を放った。1回戦の日大三戦、0－0の2回2死一塁。8番の有本は内角高め直球を振り抜くと、打球は一直線で左翼席へ。1年生とは思えない豪快な2ランにスタンドが沸いた。

試合はこの2点で主導権を握った仙台育英が勝利。準決勝進出を決めた。

第3号高川学園・山口岳士外野手（3年）満塁本塁打

試合を決めた一発だった。1－2と1点を追う3回2死満塁。5番の山口が打席へ。

ど真ん中へ入ってきた直球を振り抜くと、打球は放物線を描いて左翼席へ。逆転の満塁本塁打となり、一気に試合をひっくり返した。

第4号仙台育英・川尻結大捕手（3年）逆方向

低反発バット導入後は幻となっていた「逆方向への本塁打」が飛び出した。

高川学園・山口の満塁弾の直後の3回1死。川尻は外角高めの直球を逆らわずに逆方向へ。打球はぐんぐんと伸びていくと、高さのあるマイネットスタジアム皇子山の外野フェンスを通り越して右翼席へ。豪快な一発で自慢の長打力を見せつけた。

第5号仙台育英・高田庵冬内野手（3年）

プロ入りへ、最後のアピール成功だ。

川尻の本塁打と同じ回。2死走者なしで打席に入った6番の高田。4球目にあとわずかで本塁打という大ファールを放った。まさに「三振前のバカあたり」で追い込まれた直後の5球目、今度は左中間席へ豪快に正式な一発を放り込んだ。

プロ志望届提出を提出している高田。高校最後の公式戦で、ドラフト前に大きな印象を与える一発を放った。

第6号山梨学院・梅村団内野手（3年）

打った瞬間の一発だった。

高川学園との決勝戦。1－1と同点の5回無死。高めを振り抜くと、ボールは左翼席へ一直線。それまで4回1失点の好投を続けていた高川学園・松本から豪快な一発を放った。

第7号山梨学院・萬場翔太内野手（3年）今大会2本目

今大会唯一の複数本塁打を放った。

梅村と同じ回、真ん中の直球を振り抜いた打球は放物線を描きながら、左翼席最前列へスタンドイン。貴重な追加点となる一発を放った。

試合は梅村、萬場の本塁打が決定打となり、山梨学院が優勝を果たした。

国スポ硬式野球 過去10年の優勝校

年度優勝校準優勝校
2024明徳義塾小松大谷
2023仙台育英・土浦日大両校優勝
2022大阪桐蔭聖光学院
2021中止
2020中止
2019関東第一海星
2018浦和学院・大阪桐蔭・近江・金足農業4校優勝
2017広陵大阪桐蔭
2016履正社広島新庄
2015東海大相模中京大中京

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阿部泰斉 Taisei Abe

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。法大を卒業後、スポーツ新聞社に就職。アマチュア野球、競馬の担当を経て2024年に退職。現在はお笑い芸人として日々鍛錬を積んでいる。新聞社時代、野球担当では高校までの野球部経験を活かして甲子園取材を経験。競馬担当では美浦トレーニングセンターでの日々の調教から、競馬場でのレース取材まで幅広く担当。結果を出す馬の特徴を研究した。