【速報】凱旋門賞2025ビザンチンドリームが日本馬最先着の5着、クロワデュノール14着 アロヒアリイ16着 優勝はダリズ|レース経過・結果・ハイライト

一野洋 Hiroshi Ichino

【速報】凱旋門賞2025ビザンチンドリームが日本馬最先着の5着、クロワデュノール14着 アロヒアリイ16着 優勝はダリズ|レース経過・結果・ハイライト image

欧州最高峰の一戦、第104回凱旋門賞(G1/芝2400m)が日本時間10月5日(日)23時5分にパリ・ロンシャン競馬場で行われ、M.バルザローナ騎乗のダリズが優勝した。

日本馬はビザンチンドリームが5着、クロワデュノールが14着、アロヒアリイが16着だった。好スタートからハナに立ったクロワデュノールの北村友一騎手は「申し訳なかった」とコメント。「道中もっとリラックスして走らせてあげればよかった」と敗因を口にした。

アロヒアリイは、道中で好位につけたが最後の直線ではガソリンがなく失速。C.ルメール騎手は、「良い感じだったけど、道中ぶつけられて馬のバランスが良くなかった。特にこういう馬場では力がなくなった。直線向いてペースが上がった時には加速することができなかった。今日の馬場は重かった」と、重馬場に敗因を求めた。初めての2400mだったことについては、「距離は問題ないけど、こういう馬場では難しい。スタミナが必要になる」と話していた。

レース経過・ハイライト

※内容は逆時系列。日時は日本時間表記。

23:20 第5レースは凱旋門賞。直前に雨が降る中スタートしたレースは、17番ゲート発走のクロワデュノールが外から被せる形で逃げる形に。人気のミニーホークとダリズはともに内の好位でじっと待つ。最後の直線に向くと、真ん中より外に進路を変えたミニーホークが先に抜け出すが、ミニーホークの外からダリズが強襲。ゴール前差し切り、M.バルザローナ騎乗のダリズが1着。C.スミヨン騎乗のミニーホークは2着で、スミヨンは惜しくも騎乗機会G14連勝の偉業を逃す。日本馬で最先着は、後方から最内を突いたビザンチンドリームの5着だった。

ゴール後は、凱旋門賞初制覇のバルザローナ騎手を祝福するように青空が晴れ渡っていた。

22:34 第4レースはアラブ種のG1。C.スミヨンが騎乗機会3連勝。まさに神騎乗。凱旋門賞はミニーホークに騎乗。海外ブックメーカーでは1番人気に推されているだけに注目。

21:55 第3レースは直線芝1000mのG1アベイドロンシャン賞。19頭立てのレースは、O.マーフィが騎乗するオーストラリア生産馬がゴール直前で計ったように先に抜け出した馬を差し切りV。2着には人気薄の馬が入った。

21:20 第2レースは2歳牡馬のG1ジャンリュックラガルデール賞(芝1400m)。C.スミヨン騎乗の馬が逃げ切り勝ち。これで第1レースに続いて、スミヨン&A.オブライエン厩舎のタッグで2歳G1を連勝。このコンビと言えば、第5レースの凱旋門賞ではミニーホーク。もしかすると・・・

20:45 第1レースは2歳牝馬のG1マルセルブーサック賞(芝1600m)。C.スミヨン騎乗の馬が、最後の直線で馬場中央から鋭く伸びて1番人気に応える勝利。2着には内で逃げ粘った2番人気でM.ギュイヨン騎乗の馬。まずは堅い決着だが、3着には直線で最後方にいた馬が外から突っ込んできたように後ろからでも差しが効く感じ。

18:08 いよいよ凱旋門賞の当日。舞台となるパリロンシャン競馬場は晴天。フランスギャロの発表によれば、馬場状態は重とのこと。今日は第1レースからG1競走(アラブ種含む)が7連続。第1レースの出走予定時刻は日本時間20時40分

凱旋門賞2025概要

  • レース名(グレード):第104回凱旋門賞(G1)
  • 開催日:日本時間2025年10月5日(日)
  • 発走時刻:日本時間23時5分
  • 競馬場:ロンシャン競馬場(フランス・パリ)
  • 距離:芝2400m
  • 条件:3歳以上 牡・牝

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一野洋 Hiroshi Ichino

青山学院大学を卒業後、米軍厚木基地に就職。その後、NFLを題材にしたライターを目指して渡米。アメリカでは寿司職人を経て、日系フリーペーパーの編集者となりNFL、MLB、NBAなどを取材。帰国後はNFL日本語公式サイトのディレクション業務などに従事した。ライターとしてNFL、海外競馬、サーフィンをメインに扱い、これまでにスーパーボウル、凱旋門賞などの海外競馬、ジャパン・オープン・オブ・サーフィンなど取材経験あり。