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ヴィクトリアマイル2025予想・買い目|アスコリピチェーノを3連単2着固定の計20点で勝負

一野洋 Hiroshi Ichino

ヴィクトリアマイル2025予想・買い目|アスコリピチェーノを3連単2着固定の計20点で勝負 image

5月18日に東京競馬場で行われる第20回ヴィクトリアマイル(G1/芝1600m)。今年はG1馬が2頭ながら、近走好走馬や復調気配の実力馬が揃い、ハイレベルな混戦模様だ。

予想

本命は◎サフィラ。
父ハーツクライ×母サロミナの良血馬で、兄姉にサリオス・サラキアを持つ。前走の阪神牝馬ステークス(G2/芝1600m)では、スタート直後から好位につける積極策で、直線もしっかり抜け出して快勝。差しに回ることも多かったが、自ら勝ちに行く形で結果を出した。東京コースの実績は少ないが、切れ味より持続力で勝負するタイプだけに、道中緩まず流れるG1マイル戦はかえって合うはず。待望のG1初制覇へ視界良好だ。

対抗は○アスコリピチェーノ。
2歳女王として挑んだクラシックは桜花賞(G1/芝1600m)2着。NHKマイルC(G1/芝1600m)で2着に入って以降は1戦挟んで海外遠征を重ね、前走はサウジアラビアの1351ターフスプリント(G2/芝1351m)で牡馬を相手に完勝。東京マイルは1戦1勝ならぬ、1戦1連対(NHKマイルC2着)だが、その舞台で見せた立ち回りは秀逸だった。地力上位は明白で、久々の国内戦でも軸としての信頼は高い。

単穴▲ステレンボッシュ。
大阪杯(G1/芝2000m)での大敗で評価を落としそうだが、マイル戦に限れば【2-2-0-0】のパーフェクト連対。桜花賞勝ち馬としてのスピードと底力は健在で、得意の距離に戻る今回は改めて警戒したい一頭。瞬発力勝負になればこの馬の出番だ。

△アドマイヤマツリは勢いが魅力。
重賞初挑戦だった前走・福島牝馬S(G3/芝1800m)を好位からの押し切りで快勝。9戦して連対を外したのはデビュー戦だけという安定感も武器だ。初のマイル戦になるが、前々で競馬ができる点は東京でも有利に働きそうだ。

△ビヨンドザヴァレーは堅実な差し馬。
近3走はターコイズS(G3/芝1600m)2着、中山牝馬S(G3/芝1800m)4着、阪神牝馬S4着と安定して走っており、重賞でも常に上位争い。東京マイルはデビューから2戦連続で経験し、1着1回2着1回と連対率100%。安定した末脚が武器になるレース展開なら上位に食い込める。

△シランケドは差し脚が冴える上がり馬。
10戦して馬券圏外は新馬戦のみという安定感に加え、前走の中山牝馬ステークスでは中団から差し切る鮮やかな勝利。マイルは初挑戦だが、距離短縮がプラスに出る可能性もある。鞍上ミルコ・デムーロとの好相性にも注目だ。

買い目

3連単フォーメーションでアスコリピチェーノを2着固定で印をつけた5頭の馬に流す計20点で勝負。
2着固定:(17)アスコリピチェーノ
1・3着:(2)ステレンボッシュ、(4)サフィラ、(9)アドマイヤマツリ、(12)シランケド、(13)ビヨンドザヴァレー

ヴィクトリアマイル 2025 概要

  • レース名(グレード):第20回NHKマイルカップ(G1)
  • 開催:2回東京8日
  • 開催日:2025年5月18日(日)
  • 発走時刻:15:40
  • 競馬場:東京競馬場(東京都府府中市)
  • 距離:芝1600m
  • 条件:4歳以上 オープン(国際)牝(指定) 定量

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ヴィクトリアマイル 2025の出走馬と枠順

枠・馬番/馬名/性齢/負担重量/騎手/厩舎

  • 1枠1番/クリスマスパレード/牝4/56.0/石川裕紀人/加藤士津八(美浦)
  • 1枠2番/ステレンボッシュ/牝4/56.0/戸崎圭太/国枝栄(美浦)
  • 2枠3番/アルジーヌ/牝5/56.0/D.レーン/中内田充正(栗東)
  • 2枠4番/サフィラ/牝4/56.0/松山弘平/池添学(栗東) 
  • 3枠5番/ラヴェル/牝5/56.0/津村明秀/矢作芳人(栗東)
  • 3枠6番/ミネアーロ/牝4/56.0/M.ディー/林徹(美浦)
  • 4枠7番/ワイドラトゥール/牝4/56.0/北村友一/藤原英昭(栗東)
  • 4枠8番/シンリョクカ/牝5/56.0/木幡初也/竹内正洋(美浦)
  • 5枠9番/アドマイヤマツリ/牝4/56.0/田辺裕信/宮田敬介(美浦)
  • 5枠10番/ボンドガール/牝4/56.0/武豊/手塚貴久(美浦)
  • 6枠11番/シングザットソング/牝5/56.0/斎藤新/高野友和(栗東)
  • 6枠12番/シランケド/牝5/56.0/M.デムーロ/牧浦充徳(栗東)
  • 7枠13番/ビヨンドザヴァレー/牝5/56.0/菱田裕二/橋口慎介(栗東)
  • 7枠14番/マサノカナリア/牝4/56.0/横山典弘/藤野健太(栗東)
  • 7枠15番/ソーダズリング/牝5/56.0/坂井瑠星/新谷功一(栗東)
  • 8枠16番/クイーンズウォーク/牝4/56.0/川田将雅/中内田充正(栗東)
  • 8枠17番/アスコリピチェーノ/牝4/56.0/C.ルメール/黒岩陽一(美浦)
  • 8枠18番/アリスヴェルテ/牝5/56.0/池添謙一/中竹和也(栗東) 

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一野洋 Hiroshi Ichino

青山学院大学を卒業後、米軍厚木基地に就職。その後、NFLを題材にしたライターを目指して渡米。アメリカでは寿司職人を経て、日系フリーペーパーの編集者となりNFL、MLB、NBAなどを取材。帰国後はNFL日本語公式サイトのディレクション業務などに従事した。ライターとしてNFL、海外競馬、サーフィンをメインに扱い、これまでにスーパーボウル、凱旋門賞などの海外競馬、ジャパン・オープン・オブ・サーフィンなど取材経験あり。