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大谷翔平がスポンサー契約でどれだけの額を手にしているか 代理人のバレロ氏が明かす

石山修二 Shuji Ishiyama

Aaliyan Mohammed

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ロサンゼルス・ドジャースは2024年シーズンを前に大谷翔平と歴史的な契約を結んだ。しかし、チームとの大型契約はスポンサー契約と比較すると大谷にそれほどの収入をもたらしていない。

大谷の7億ドル(1ドル145円換算で約1,015億円、以下同)の契約のうち6億8,000万ドル(約986億円)は10年契約の終了後に支払いが延期されており、ドジャースは2034年から10年間にわたって年6,800万ドル(約98億6,000万円)を支払うことになっている。現在、大谷がチームから受け取っている年200万ドル(約2億9,000万円)に対し、スポンサー契約でどれだけの額を手にしているか、彼の代理人であるネズ・バレロ氏が明かした。

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大手通信社のAP通信によると、大谷がリーグ・トップのスポンサー契約による収入を手にしており、その額は2025年に6500万ドル(約94億2,5000万円)から1億ドル(約145億円)に増加したという。

「はい、確かに。実際の額です」とバレロ氏はAP通信に語った。

「(その額は)勢いを増し続けています」

大谷が契約額の大半を後払いにしたことで、ドジャースは新たな選手を獲得し続けることが可能となっている。大谷獲得後、チームは山本由伸、ブレイク・スネル、タナー・スコット、テオスカー・ヘルナンデスといった選手たちと契約を結んだ。その一方で、大谷はスポンサー契約を真剣に捉え、フィールド上のパフォーマンスだけでなく財政面でも順調に展開している。

「バレロ氏によると、大谷は製品の使用感や信頼感、その背後にいる人々を基に慎重に審査・選定した上で20を超えるブランドと契約している」とAP通信は報じた。

「彼にとっての最優先事項は、フィールドでのパフォーマンスとそれに伴うトレーニングです。それらを非常に、非常に真剣に受け止めていて、それ以外のことは家族を除けばすべて二の次になリます」とバレロ氏は語る。

「私たちは、彼を過剰に露出させたり、負担の大きい状況に置かないよう注意しなければなりません」

大きな話題をふりまいた大谷の後払い契約から2年、その成果は大谷にとってもドジャースにとってもここまでプラスに働いているようだ。

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原文:Dodgers Shohei Ohtani's endorsement earnings confirmed by agent
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。

Aaliyan Mohammed

Aaliyan Mohammed is a sports journalist who graduated from Mississippi State University. He covered MLB prospects for MLB.com. He has also spent time covering the Green Bay Packers as well as college sports in the SEC. His work features interviews with Gilbert Brown, Andre Rison, Mike Leach and multiple MLB executives.