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ヤンキースのアーロン・ジャッジがテッド・ウィリアムズの保持していたア・リーグ記録を更新

Billy Heyen

石山修二 Shuji Ishiyama

ヤンキースのアーロン・ジャッジがテッド・ウィリアムズの保持していたア・リーグ記録を更新 image

ここ最近アーロン・ジャッジが樹立・更新してきた記録は、ベーブ・ルースはじめニューヨーク・ヤンキースの歴史を彩ってきたレジェンドに関連するものが多い。

だが今回は、ボストン・レッドソックスのレジェンドが相手だ。

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現地25日(木)の夜、ジャッジはテッド・ウィリアムズが保持していたアメリカン・リーグの記録を破った。

ウィリアムズは1957年、ア・リーグ史上最多となるシーズン34回の故意四球を記録した。

ジャッジはこの日、2つの故意四球を記録し、シーズン通算記録を36個としてウィリアムスの記録を更新した。

(アーロン・ジャッジが今季、35度目の故意四球を記録し、テッド・ウィリアムズを抜いてアメリカン・リーグ史上のシーズン最多記録となった)

ジャッジの記録はア・リーグのトップとして君臨するもので、バリー・ボンズ(元ジャイアンツ他)のMLB記録(120個、2004年)に追いつく選手が現れることはないだろう。

ただ、ボンズまでは行かなくともジャッジの破壊力を考えれば、もっと敬遠されていてもいいのではという意見もある。

ジャッジのバッティングを見に来たファンにとっては面白くないが、戦略的に考えれば、一振りでホームランを打たれるよりも一塁に歩かせる方がよっぽどいいのは間違いない。

今回の記録はその評価の結果と言える。

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原文:Yankees' Aaron Judge breaks Ted Williams' exceptional record in latest MLB history
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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Billy Heyen

Billy Heyen is a freelance writer with The Sporting News. He is a 2019 graduate of Syracuse University who has written about many sports and fantasy sports for The Sporting News. Sports reporting work has also appeared in a number of newspapers, including the Sandusky Register and Rochester Democrat & Chronicle

石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。