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ジュリアス・ランドルがウルブズと再契約 昨季は球団記録も樹立

坂東実藍 Miran Bando

ジュリアス・ランドルがウルブズと再契約 昨季は球団記録も樹立 image

NBA Entertainment

ミネソタ・ティンバーウルブズは7月17日(現地16日)、ジュリアス・ランドルと再契約を結んだことを発表した。契約内容の詳細は公表されていない。

ランドルはウルブズでの1年目に69試合に出場(全試合先発)。平均32.3分間のプレイで18.7得点(フィールドゴール成功率48.5%、3ポイントショット成功率34.4%)、7.1リバウンド、4.7アシストを記録した。

2024-2025シーズンのランドルは1288得点、487リバウンド、323アシストをマーク。加入最初の69試合で1200得点&400リバウンド&300アシスト超を達成した球団初の選手となっている。

また、ランドルは3試合で30得点超、36試合で20得点超、14試合で10リバウンド超をあげ、14試合でダブルダブルを達成。レギュラーシーズン最後の21試合では、平均31.7分間のプレイで18.2得点(FG成功率52.3%)、6.8リバウンド、5.2アシストを記録し、17勝4敗というチームの成績に貢献した。

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プレイオフでは自己最多の15試合に出場(全試合先発)。平均でプレイオフ自己最多の21.7得点とプレイオフ自己最高のFG成功率50.2%、5.9リバウンド、プレイオフ自己最多の4.9アシストを記録している。

5月11日(現地10日)に行われたゴールデンステイト・ウォリアーズとのウェスタン・カンファレンス・セミファイナル第4戦では、24得点、10リバウンド、プレイオフ自己最多の12アシスト、3スティールを記録し、プレイオフ自身初のトリプルダブルを達成。チームを102-97の勝利に導いた。プレイオフでのトリプルダブルは、ウルブズではケビン・ガーネット(3回)以来。複数スティールを記録した上での達成は球団初だ。

30歳のランドルはロサンゼルス・レイカーズ、ニューオーリンズ・ペリカンズ、ニューヨーク・ニックス、ウルブズでの11シーズンで、NBAのレギュラーシーズン710試合に出場(先発630試合)。平均32.0分間のプレイで19.0得点(FG成功率47.1%)、9.1リバウンド、3.8アシストを記録している。プレイオフでは30試合に出場(全試合先発)。平均34.8分間のプレイで19.4得点、7.6リバウンド、3.4アシストという数字を残してきた。

ランドルはオールNBAチーム選出2回(2020-2021シーズンにセカンドチーム、2022-2023シーズンにサードチーム)。オールスターには3回選ばれている(2021年、23年、24年)。2020-21シーズンには年間最優秀躍進選手賞を受賞した。

坂東実藍 Miran Bando

フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。