NBA2025-26シーズンの開幕まで残り約1か月。人気ゲーム『NBA 2K26』も発売され、シーズンを前にバスケットボールファンの熱気はますます高まっている。そこで今回は、新作『NBA 2K26』と前作『NBA 2K25』の発売時におけるレーティングを比較し、昨季から大きく評価を伸ばした選手を紹介する。レーティングの変動から、今シーズン注目すべきスターたちを探っていこう。
NBA 2K26のレーティング上昇値からみる注目選手5選
NBA 2K26のレーティング上昇値からみる注目選手5選として、以下の5人が挙げられる。
①ケイド・カニングハム(デトロイト・ピストンズ)
- レート:92(上昇値+6)

昨シーズン、古豪デトロイト・ピストンズ復活の立役者であり、最優秀躍進選手賞(MIP)の候補に名を連ねたケイド・カニングハムは、間違いなく今シーズンでも注目を集める存在だ
。主要スタッツで自己ベストを多数更新し、オールスターにも選ばれた2021年ドラフト1位には、充実した昨シーズンの成績をさらに上回る活躍を期待したい。
②イビツァ・ズバッツ(ロサンゼルス・クリッパーズ)
- レート87(上昇値+5)

昨季の開幕当初、ポール・ジョージの退団やエースであるカワイ・レナードを怪我で欠きながら、強豪ひしめくウエスタン・カンファレンスでクリッパーズがプレーオフ第5シードを獲得した原動力には、間違いなくイビツァ・ズバッツの存在があった。
213㎝・109㎏の恵まれた体格を活かしたディフェンス力とリバウンドでインサイドを支え、最優秀躍進選手賞(MIP)にノミネートされるなど躍進を遂げたズバッツは、今シーズン最優秀守備選手賞の受賞も期待できるだろう。
③ジェームズ・ハーデン(ロサンゼルス・クリッパーズ)
- レート:89(上昇値+5)

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完全復活を遂げたジェームズ・ハーデンの存在なくして、昨季のクリッパーズを語ることはできない。それほど彼の活躍は、チームがプレーオフへと駒を進める大きな要因となった。FGの成功率は低かったものの、チームのメインハンドラーとして再び司令塔を務めたことにより、平均得点は6.2点上昇、3年ぶりのオールスターにも出場した。
NBA 2025-26シーズンに向け実績豊富な選手を多く補強したクリッパーズにおいて、ジェームズ・ハーデンは今シーズンも中心選手として躍動するだろう。
④カール・アンソニー・タウンズ(ニューヨーク・ニックス)
- レート:92(上昇値+5)

ニューヨーク・ニックスで過ごした昨季、チームの期待に応え攻撃型ビッグマンとして躍動したカール・アンソニー・タウンズは、リバウンドでリーグ2位の成績を残し、キャリア初の月間最優秀選手にも選ばれた。
3ポイントも4割以上を沈め、平均得点も約3点上昇しており、オフェンス面では驚異的であった。しかし、ディフェンスはいまだに安定していないため、今期は守備面での躍進を期待したい。
⑤ダリアス・ガーランド(クリーブランド・キャバリアーズ)
- レート:87(上昇値+5)

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開幕から15連勝、そして2月から3月にかけて16連勝と、昨季NBAの台風の目となったクリーブランド・キャバリアーズの司令塔として活躍したダリアス・ガーランドは、2023-24シーズンの不調を払しょくする働きを見せた。さらに自身のキャリアで2度目となるオールスターにも出場を果たし、チームはイースタン・カンファレンスの第1シードとしてプレーオフに臨んだものの、シーズン終了間近に負った左足親指のケガもあり、満足のいく結果は残せなかった。
現在は手術を受け、回復を行っているが開幕は欠場する見込みとなっている。復帰後は、昨季のプレーオフでの不完全燃焼を忘れさせるようなシーズンを期待したい。
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