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マジックがパオロ・バンケロの延長契約を発表 「我々と選手の信頼の表れ」

坂東実藍 Miran Bando

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NBA Entertainment

オーランド・マジックは7月8日(現地7日)、パオロ・バンケロと延長契約を結んだことを発表した。契約内容の詳細は公表されていない。

バスケットボール運営部代表のジェフ・ウェルトマンは、声明で「今後もパオロにマジックのユニフォームを着てもらえることをうれしく思います」と話した。

「弱冠22歳にして、彼はNBAの新人王に輝き、オールスターに選ばれ、リーグ有数の輝かしい若手スターと評価されています。この契約はパオロの才能、気質、そして最高レベルでの勝利を願う気持ちに対する我々の信頼を表しています。また、我々の組織とファン、オーランドの街に対するパオロの信頼の表れでもあります。この旅路を一緒に続けられることをうれしく思います」

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バンケロは2024-2025シーズン、マジックで46試合に先発出場。平均34.4分間のプレイで25.9得点、7.5リバウンド、4.8アシストを記録した。プロ入りから3シーズンで通算4000得点&1300リバウンド&900アシスト超を22歳以下で達成したのは、レブロン・ジェームズ、ルカ・ドンチッチに続いて歴代3人目だ。

また、昨季のバンケロは得点で27試合、リバウンドで14試合、アシストで27試合と、チームトップ(ないしトップタイ)の数字をマークした。44試合で二桁得点をあげ、35試合で20得点超、18試合で30得点超、4試合で40得点超をあげている。

10月29日(現地28日)のインディアナ・ペイサーズ戦では50得点を記録した。50得点超は球団史上4人目で、21歳351日での達成は球団最年少記録だ。また、バンケロは2005年のジェームズ(20歳80日)に続き、歴代2番目の若さで、1試合50得点&10リバウンド&5アシスト超を達成した。

プレイオフでは5試合に先発出場し、平均39.4分間のプレイで29.4得点、8.4リバウンド、4.2アシストを記録。2024年5月1日(現地4月30日)から2025年4月28日(現地27日)にかけ、プレイオフ7試合連続で25得点超を達成した。7試合連続は、23歳未満でカリーム・アブドゥル・ジャバー、コービー・ブライアントに続く史上3人目となる。

NBAドラフト2022でマジックに全体1位で指名されたバンケロは、NBAのレギュラーシーズンで198試合に先発出場。平均34.4分間のプレイで22.4得点、7.1リバウンド、4.6アシストを記録している。129試合で20得点超、35試合で30得点超、6試合で40得点超、1試合で50得点超を達成してきた。

プレイオフでは通算12試合に先発出場。平均38.3分間のプレイで28.0得点、8.5リバウンド、4.1アシストをマークしている。

2022-2023シーズンに新人王に輝き、唯一の満場一致でオールルーキー・ファーストチームに選出されたバンケロは、2023-2024シーズンにオールスターにも選ばれた。

坂東実藍 Miran Bando

フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。