マンチェスター・シティvsトッテナムにおける3つの重要なポイント

Feargal Brennan

小鷹理人 Masato Odaka

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マンチェスター・シティとトッテナムは、プレミアリーグ2025-2026シーズンの開幕戦で圧倒的な勝利を収めた。

スパーズの監督としてプレミアリーグデビューを果たしたトーマス・フランクは、ノースロンドンでバーンリーを3-0で下した。その一方で、シティはアウェーでウォルバーハンプトンを4-0で粉砕した。

この結果、8月23日のエティハド・スタジアムでの対戦は、シーズン序盤におけるフランクとペップ・グアルディオラの両者にとって大きな試合となる。

フランクは、9月1日の移籍市場の終了までにさらに新戦力を加えたいと考えている。最新の情報によると、トッテナムが興味を示していたクリスタル・パレスのスター、エベレチ・エゼはアーセナルの移籍が濃厚だ。

シティは昨季、プレミアリーグで2番目に多く、ホームでの勝利を挙げ、13勝を記録した(リヴァプールは14勝)ものの、近年はトッテナム相手に苦戦を強いられてきた。

注目の一戦を前に、スポーティングニュースはエティハドでの試合に関する3つの重要な論点を整理した。

グアルディオラ監督のトッテナム戦の成績

グアルディオラが2016-2017シーズンにシティの監督に就任して以来、スパーズは5人の監督を経て、今回のフランクで6人目となる。

マウリシオ・ポチェッティーノ、ジョゼ・モウリーニョ、ヌーノ・エスピリト・サント、アントニオ・コンテ、アンジェ・ポステコグルーはすでに退任しているが、5人全員がペップ相手に少なくとも1勝を挙げている。

グアルディオラ監督は、最初の6試合中4試合でトッテナムに勝利したが、2019-2020シーズン以降は流れが変わり、その後の12試合で4勝にとどまっている。

Pep Guardiola Man City 06302025

特に、シティのホームでは成績は悪く、2024年11月にはポステコグルー監督率いるスパーズに4-0で完敗し、その前のシーズンもホームで3-3の引き分けに終わっている。

フランクはアンジェよりもはるかに現実的なスタイルを取るため、ゴールラッシュにはならないかもしれないが、それでもペップはこの試合を前に神経を尖らせているはずだ。

ハーランド vs トッテナム

ペップは対戦表にスパーズの名前を見るだけで緊張するかもしれないが、攻撃の主役はこの相手との対戦を楽しんできた。

ハーランドは、2022年の初対戦でゴールを決め、その後の3試合で3ゴールを記録しており、その中には昨季アウェーでの決勝点も含まれている。

25歳のノルウェー代表は、ウォルバーハンプトン戦で見事な2ゴールを挙げて絶好のスタートを切っており、フランクが鍛え上げた守備陣を前にしても自信を持って臨むだろう。

トッテナムのシティを揺さぶる一手

バーンリー戦での好パフォーマンスを考えると、フランクはマンチェスターで大きな変更を加えることはないだろうが、準備不足は許されない。

常に現実的なアプローチを取るデンマーク人監督は、中盤で主導権を奪われないようにしたいと考えており、ジョアン・パリーニャが理想的なオプションになりそうだ。

Divulgação

ルーカス・ベリバルとパペ・サールは引き続きスタメンを維持する可能性が高く、アーチー・グレイはベンチに回るだろう。そして、パリーニャはプレミアリーグ屈指の中盤の破壊者として、その実力を再び証明したいと意気込んでいる。

原文:Hitman Haaland faces Super Spurs: 3 key questions for Man City vs. Tottenham
翻訳:小鷹理人(スポーティングニュース日本版)

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Feargal Brennan

Feargal is a content producer for The Sporting News. He has been working with TSN since the start of 2022 after stints with Reach, Amazon UK and Squawka in a nomadic career in the football media pyramid. Always with a keen eye on Arteta's 'Reds' and Kenny's Ireland 'Greens' and a 100% five-a-side penalty record.

小鷹理人 Masato Odaka

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。埼玉県出身。南アフリカW杯を機にサッカーに魅了され、欧州サッカーを中心に幅広く観戦。大学・大学院でスポーツマネジメントを専攻し、理論と実践の両面からスポーツを追求。フットサル部では全国大会出場経験あり。趣味はスポーツ観戦でサッカー、格闘技、MLBなど幅広く観戦。NBAは現在勉強中。