ハリー・ケインが語るCLの教訓 「トップ8を逃したことが転機だった」

Atrayo Bhattacharya

浄見耕志 Koushi Kiyomi

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バイエルン・ミュンヘンは昨季のチャンピオンズリーグのリーグフェーズで12位に沈んだ。

昨季のドイツ王者は8試合で5勝を挙げたものの、3敗を喫したことでトップ8入りを逃し、プレーオフへ回ることになった。

最終的には準々決勝でインテルに敗れ、大会を後にしたが、エースのハリー・ケインは「トップ8に入れなかったことが大きな転機になった」と振り返っている。

ケインはドイツ紙『ビルト』のインタビューで次のように語った。

「トップ8で終えることは本当に大事なんだ。余計なプレーオフの試合があるかどうかで、シーズンは大きく変わってしまう。昨季はあの期間が一番きつかった。少なくとも6勝、もしくは5勝といくつかの引き分けが必要になる。だからこそ、序盤からいいスタートを切ることが重要なんだ」

トップ8を逃したバイエルンは、複数の主力が負傷離脱していたことも重なり、コンパニ監督にとってチャンピオンズリーグでは苦しい戦いとなった。

その経験を踏まえ、今季はチェルシー、アーセナル、そして前回王者パリ・サンジェルマンといった強豪との対戦が控えているものの、バイエルンは何としてもトップ8入りを果たす構えだ。

原文:Bayern Munich star Harry Kane reveals the importance of finishing in top 8 in the Champions League
翻訳・編集:浄見耕志(スポーティングニュース日本版)

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Atrayo Bhattacharya

Atrayo Bhattacharya is a content producer for The Sporting News, working across English editions.

浄見耕志 Koushi Kiyomi

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。東京生まれ・東京育ち。スポーツとの出会いは、幼少期に夢中で観戦した大相撲。以来、欧州サッカーやF1を中心に幅広く観戦し、競技そのものだけでなく、その背景や文化にも強い関心を持つ。映画や音楽をはじめカルチャー全般を日常的に吸収し、雑誌文化にも親しんでいる。