2025-2026シーズン最初のマージーサイド・ダービーは、9月20日(土)にアンフィールドで行われる。
プレミアリーグ開幕から4連勝を飾ったリバプールは、勝ち点12で首位に立っている。一方のエバートンは、2勝1分1敗の勝ち点7で6位につけている。
エバートンを率いるデイビッド・モイーズ監督は、これまでアンフィールドで13試合リバプールに挑んできたものの、いまだ白星を挙げられていない。
ダービーを前に会見に臨んだモイーズ監督は、リバプールに挑む意気込みを語るとともに、「好調のリバプールにも隙はある」とコメントしている。
モイーズ監督、ダービー前に意気込みを語る
試合前の記者会見でモイーズ監督は、リバプールのアルネ・スロット監督や選手たちを称賛し、次のように語った。
「クロップ監督のチームは本当に素晴らしかったし、ここ数年で優れた選手を多く補強してきた。そしてスロット監督も就任以来、素晴らしい仕事をしていると思う。さらにトップレベルの選手を獲得して、また一段とチーム力を高めてきた。ただ、我々も成長してきているし、その点については自分たちに目を向けたい。これからも成長を続け、さらに良いチームにしていきたい」
ダービーを前に、選手たちに伝えることやリバプールの弱点について問われると、モイーズ監督はこう答えている。
「選手に何を伝えるかはもちろん言えない。それを明かしたら戦術を渡すようなものだからね。ただ、質問の趣旨は理解できる。リバプールは多くの時間帯で素晴らしい力を発揮する一方、失点する場面では隙を見せることもある。そうした瞬間を突いていかなければならない」
「昨季アンフィールドで対戦したときは、オフサイドのゴールで敗れた。今回も接戦に持ち込みたいし、今度こそ我々に流れが来ることを願っている」
モイーズ監督は今週末、自身にとっても初となるアンフィールドでのダービー勝利を目指す。
原文:Everton boss claims Liverpool have 'shown some vulnerability' ahead of Merseyside derby
翻訳・編集:浄見耕志(スポーティングニュース日本版)
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