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【セリエA】冬にマンチェスター・シティ移籍がうわさのイタリア代表 ペップ・グアルディオラから連絡は?

坂東実藍 Miran Bando

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マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督のおめがねにかなえば、選手にとっては大きな誇りだ。

2024-2025シーズン途中にそのグアルディオラの誘いでシティ移籍が騒がれたのが、ユベントスに所属するイタリア代表のアンドレア・カンビアーゾ。戦術センスに長け、複数のポジションを高いレベルでこなせる万能性で極めて貴重な存在となっている。

それだけに、グアルディオラはカンビアーゾを高く評価しており、冬のマーケットで獲得が取りざたされた。しかし、最終的に移籍には至っていない。そしてその後、進展はないようだ。

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カンビアーゾは『Gazzetta dello Sport』紙で、グアルディオラからの連絡を問われると「ない」と回答。「僕は何も連絡を受けていない。代理人にはあったかもしれないけどね」と述べている。

「イゴール・トゥードル監督とは話していない。でも、クラブと監督が僕をよく見てくれているのは分かっている。みんなの信頼を感じているんだ。トリノで居心地よくやっているし、出ていくことを求めたことはない」

2024-25シーズンのユベントスは、チアゴ・モッタ監督の新体制で躍進を目指したが、想定外の成績不振で監督解任を余儀なくされた。後を継いだトゥードルの下で欧州チャンピオンズリーグ(UCL)出場権を獲得している。

当初はクラブワールドカップ後に退任の可能性もあったトゥードルだが、ユベントスは契約を延長。2025-2026シーズンもクロアチア人指揮官で臨むことを決めた。

選手たちがトゥードル続投を後押ししていたとの見方について尋ねられると、カンビアーゾは「本当のことだよ」と認めている。

「監督はUCLという目標を達成し、続投に値した。試す時間がなかったデリケートな時期に僕らを助けてくれたんだ。目標を達成するしかなかったから、精神面に取り組んで、うまくやってくれたよ。これからは違うだろう。一緒に準備をし、もっと戦術的に仕事できるはずだ。彼と前進できることに僕らはとても満足しているよ」

坂東実藍 Miran Bando

フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。