ルカ・モドリッチはこの夏、長年過ごしたレアル・マドリードからの移籍を決めた。クラブ・ワールドカップを終え次第、新たな挑戦に向かう。
その次なる冒険の地は、イタリアになる見込みだ。モドリッチはミランに加わると言われている。
ミランは2024-2025シーズンのセリエAを8位で終えた。2025-2026シーズンは欧州カップ戦に出場できない。巻き返しを図るべく、クラブはかつてスクデットをもたらしたマッシミリアーノ・アッレグリ監督を招へいした。
同じく新たにミランに加わったイグリ・ターレSDは、モドリッチを勧誘する上で重要な役割を果たしたと言われる。そのターレSDは、クロアチア代表のキャプテンが見せたパーソナリティーに感心したようだ。
『Gazzetta dello Sport』紙によると、ターレSDはモドリッチ獲得について、「さらにクオリティーを上げられるような、ボール回しが素晴らしい選手たちでプレーの支配を目指したい」と話した。
「昨季の分析で気づいたのは、パーソナリティーの欠如だ。その穴をモドリッチで埋めることになる」
「ルカは世界的に重要な存在だ。話してみて感銘を受けたのが、まだ主役でいたいという意欲だよ。最初の質問は『すぐに勝てるか?』だった。我々には将来が大きく有望な若手の補強だけでなく、ほかにもっとこういう選手が必要なんだよ」