レアル・マドリードは今夏、ディーン・ハイセンを獲得し、新たなセンターバックを加えた。
しかし、ダビド・アラバとアントニオ・リュディガーの去就が不透明なことから、クラブは来夏に大型補強へ踏み切る構えを見せている。
最有力候補はリバプールのイブラヒマ・コナテだが、交渉が難航する可能性を踏まえ、複数の代替案もリストアップされている。
クリスタル・パレスのマーク・グエイ、バイエルン・ミュンヘンのダヨ・ウパメカノ、さらにはアーセナルのウィリアン・サリバも候補に挙がっているとみられる。
スペインメディア『Defensa Central』は、レアル・マドリードのチーフスカウトがすでに次のターゲットについて結論を固めつつあると伝えている。
グエイ、移籍に前向きか
同メディアによると、レアル・マドリードのチーフスカウトであるジュニ・カラファトは、ウパメカノよりもグエイを高く評価しているという。
両選手とも契約は2026年まで残っているが、グエイはパレスに残留するよりも移籍に踏み切る可能性の方が高いと見られている。
また、報道では、移籍市場最終日にリバプール行きが破談となったグエイが、レアル移籍に前向きで、代理人にもその可能性を探るよう依頼したと伝えられている。
一方、ウパメカノはバイエルンとの契約延長を示唆しており、現時点では同クラブに集中している様子だ。
そのため、バイエルン残留を望む姿勢が、守備強化を進めるレアル・マドリードのスカウト陣にとって重要な判断材料となりそうだ。
原文:Real Madrid scout sets preference on center back target
翻訳・編集:浄見耕志(スポーティングニュース日本版)
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