ユベントスのドゥシャン・ヴラホビッチは9月17日(現地16日)、欧州チャンピオンズリーグのリーグフェーズ第1節ボルシア・ドルトムント戦で、途中出場から2ゴールを決めた。
後半60分からピッチに立ったヴラホビッチは、1点を追っていた67分に同点弾をあげる。チームはそれから2点のビハインドを背負ったが、ヴラホビッチはアディショナルタイムに1点を返すと、さらにロイド・ケリーの同点弾を演出した。劇的な乱戦で貴重な貢献だ。
高額な年俸の契約が今季で満了となるヴラホビッチは、夏に去就が騒がれたものの、最終的にユーベに残留。すると、セリエA開幕から2試合連続でベンチスタートながら2得点をあげた。そして欧州最高峰の舞台でも、再び途中出場からネットを揺らしている。
『Gazzetta dello Sport』紙によると、好調ヴラホビッチは試合後、「監督が言うようにスタメンとベンチなんてない。とにかく、僕はそのことを考えていない」と話した。
「集中を保つようにし、チームが結果を残す助けになろうとしている。ベンチスタートだろうがスタメンだろうが重要じゃない。誰がプレーするかを選ぶのは監督だ。最大限の練習をし、求められることをすべてやろうとしているよ」
「もちろん、スタメンでプレーしたいのは当然だ。でももちろん、監督の選択を尊重する。そして(メンバーチョイスで)監督を困らせるようにするよ」
クラブとの関係や去就など、様々なことが騒がれてきたヴラホビッチは、「怒ってはいないけど、毎日話題になり、その99%が真実に近くもないとなれば、簡単な時期じゃなかった」と述べている。
「でも、僕はそこから力を見いだした。今日は2ゴール決めたけど、3点目を決めたかった。素晴らしいチーム、最も重要なクラブのひとつでプレーして、自分の仕事をし、全力を尽くす。FWはゴールを決めなければ批判されるのが普通だ。献身的に誰よりも練習を続けなければいけない」
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