FIFAワールドカップ2026の開催が迫っており、アメリカ、カナダ、メキシコの3カ国で行われる史上初の大会は、史上最大規模となる世界48カ国が参加する。
ワールドカップ開催前に行われるのが抽選会だ。この抽選会では、グループステージの組み合わせが決まり、決勝トーナメントの枠も決定される。
この抽選会は大きなイベントであり、出場国のファンは、対戦相手だけでなく、いつ、どこで試合が行われるのかを知ることに胸を躍らせている。大会で使用される23の開催都市も、どのチームを迎えることになるのかを心待ちにしている。
決勝の舞台はニューヨークのメットライフ・スタジアムに決まっており、48チームすべてが国際的な栄光を目指すことになる。
FIFAワールドカップ2026の抽選会はいつ?
FIFAワールドカップ2026の抽選会は、2025年12月5日 午後12時(アメリカ東部時間)に行われる。
※日本時間2025年12月06日(土)2:00
どこで開催される?
会場は、ワシントンD.C.のポトマック川沿いにある「ジョン・F・ケネディ・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ」だ。
米国のドナルド・トランプ大統領は、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長と共に、8月22日にホワイトハウスの大統領執務室でこのイベントを発表した。
発表の際、インファンティーノ会長が「優勝者だけのものだ」と言いながら手渡したワールドカップのトロフィーを、トランプ大統領が手に取り、長年のジンクスを破った。大統領は一瞬トロフィーを持った後、机の上に置き、「これは美しい金の塊だな、もらっていいか?」と冗談を飛ばした。
トランプ大統領は、今夏、インファンティーノ会長からクラブワールドカップのオリジナルトロフィーを贈られたと明かし、大きな話題になった出来事に触れていた。
今回の発表は驚きをもって受け止められた。抽選会の開催地はラスベガスになると予想されていたからだ。The Athleticのアダム・クラフトン氏によると、ワシントンD.C.での開催決定は、ファンやメディアだけでなく、FIFAやワールドカップ2026委員会の多くの関係者をも驚かせたという。
FIFAワールドカップ2026の抽選方法は?
今回の大会は史上初めて48チームが参加するため、新しい抽選方式が採用される。
グループステージは、4チームずつの12グループで構成される。各グループの上位2チームが決勝トーナメントに進出し、さらに3位のチームのうち成績上位の8チームも決勝トーナメントに進出する。
共同開催国であるアメリカ、カナダ、メキシコは、すでに特定のグループに割り当てられている。アメリカはグループD、カナダはグループB、メキシコはグループAに入る。
抽選の形式自体はこれまでと大きく変わらないが、規模が大きくなる。抽選会の時点で48チーム中42チームの出場が決まっており、残り6チームは大陸間プレーオフで決定される。
原文:When is the FIFA World Cup draw 2026? Donald Trump confirms date, venue for ceremony
翻訳・編集:小鷹理人(スポーティングニュース日本版)
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