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【随時更新・一部動画あり】2025年プロ野球志望届 高校生提出者一覧 全選手プロフィール ドラフト候補

阿部泰斉 Taisei Abe

【随時更新・一部動画あり】2025年プロ野球志望届 高校生提出者一覧 全選手プロフィール ドラフト候補 image

Jiji Press

ドラフト1位候補の健大高崎・石垣

9月1日、2025年度プロ野球志望届提出者の公示が日本高野連の公式サイトで始まった。

2024年は高校生から159人が同届を提出。ドラフト本番では、花咲徳栄の石塚裕惺内野手が巨人と西武から1位指名を受ける(抽選で巨人が交渉権獲得)など、55人が指名(支配下22人、育成枠33人)された。

今年は健大高崎の剛腕・石垣元気投手の1位指名が有力視されているが、果たして。今年のプロ野球ドラフト会議は10月23日に開催。動画配信サイトのU-NEXTでは、ドラフト会議を育成枠終了まで生中継する。

 

ここでは高校生のプロ志望届提出者全選手のプロフィールを公開中。

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2025年プロ野球志望届提出者 高校生一覧

◎はU18日本代表選出選手。〇は甲子園出場選手。▲はU18日本代表候補合宿選出選手。
※空欄は判明次第更新

選手名高校名守備位置利き腕
窪田洋祐〇▲札幌日大(北海道)投手・外野手右投げ右打ち
土田大海札幌日大(北海道)捕手右投げ左打ち
高橋凛人遠軽(北海道)外野手右投げ左打ち
辻田丞クラーク国際(北海道)投手右投げ右打ち
長谷川結斗函館大有斗(北海道)投手右投げ右打ち
波岡昊輝別海(北海道)外野手右投げ左打ち
伊藤英司〇青森山田(青森)内野手右投げ右打ち
髙田庵冬〇仙台育英(宮城)内野手右投げ右打ち
吉川陽大〇仙台育英(宮城)投手左投げ左打ち
松本志飛いわき光洋(福島)外野手右投げ左打ち
大栄利哉◎〇▲学法石川(福島)捕手右投げ左打ち
中山優人水戸啓明(茨城)投手右投げ左打ち
奥畑優梧土浦湖北(茨城)内野手右投げ右打ち
野上士耀〇明秀日立(茨城)捕手右投げ右打ち
能戸輝夢〇明秀日立(茨城)外野手右投げ左打ち
篠塚大地関東学園大付(群馬)捕手右投げ右打ち
石垣元気◎〇健大高崎(群馬)投手右投げ両打ち
佐藤龍月〇健大高崎(群馬)投手左投げ左打ち
小野楓倭桐生市商(群馬)投手右投げ左打ち
飯田誠道利根商(群馬)外野手右投げ左打ち
エミール・セラーノ・プレンサ幸福の科学学園(栃木)外野手右投げ右打ち
ユニオール・エルイン・ヌエニス・ジャスケス幸福の科学学園(栃木)捕手右投げ右打ち
井上遥翔佐野日大(栃木)内野手右投げ左打ち
甲斐咲輔大田原(栃木)投手左投げ左打ち
浅田大介文星芸大付(栃木)投手右投げ両打ち
横田蒼和山村学園(埼玉)内野手右投げ左打ち
桜井ユウヤ昌平(埼玉)内野手右投げ右打ち
垣内凌浦和学院(埼玉)外野手右投げ左打ち
藤井健翔浦和学院(埼玉)内野手右投げ右打ち
松本悠河鶴ヶ島清風(埼玉)投手右投げ右打ち
木下涼介北本(埼玉)内野手右投げ右打ち
田島蓮夢〇花咲徳栄(埼玉)外野手右投げ左打ち
矢野幸翼武南(埼玉)投手右投げ左打ち
森川嵩広光英VERITAS(千葉)捕手右投げ左打ち
松原若嗣〇市船橋(千葉)内野手右投げ左打ち
岡田幸大四街道(千葉)外野手右投げ両打ち
島内芭琉千葉経大付(千葉)内野手右投げ右打ち
中村和奏千葉経大付(千葉)投手右投げ右打ち
井形晃徳土気(千葉)内野手右投げ右打ち
内海翔道船橋北(千葉)内野手右投げ左打ち
小原陽雪谷(東京)内野手右投げ右打ち
住白翔夢日大鶴ケ丘(東京)投手左投げ左打ち
新井唯斗八王子(東京)内野手右投げ左打ち
山本晴航聖パウロ学園(東京)外野手右投げ右打ち
片山慶祐日本学園(東京)調査中調査中
嶋崎智慧東京実(東京)内野手右投げ両打ち
黒木大地帝京(東京)投手右投げ右打ち
稲葉颯来安田学園(東京)投手左投げ左打ち
西山恭平共栄学園(東京)調査中

調査中

佐竹翔太岩倉(東京)投手 右投げ右打ち
濱岡蒼太川和(神奈川)投手左投げ左打ち
油田瑛太湘南学院(神奈川)投手左投げ左打ち
小宮悠瞳川崎総合科学(神奈川)投手左投げ左打ち
半田南十日大藤沢(神奈川)内野手右投げ左打ち
大竹倖太郎大師(神奈川)投手右投げ右打ち
奥村頼人◎〇▲横浜(神奈川)投手左投げ左打ち
鶴島和真光明相模原(神奈川)捕手右投げ右打ち
鈴木蓮吾東海大甲府(山梨)投手左投げ左打ち
柳澤拓輝〇日本航空(山梨)投手右投げ右打ち
雨宮詩童富士学苑(山梨)内野手右投げ左打ち
石川大峨〇掛川西(静岡)内野手右投げ右打ち
山本敢生静岡商(静岡)投手右投げ右打ち
大橋令和オイスカ浜松国際(静岡)内野手右投げ右打ち
内藤優央静清(静岡)投手左投げ左打ち
平野詠士新発田農(新潟)外野手右投げ右打ち
池田栞太関根学園(新潟)捕手右投げ右打ち
山田蓮関根学園(新潟)外野手左投げ左打ち
中澤克斗糸魚川(新潟)捕手右投げ左打ち
石山愛輝〇中越(新潟)投手右投げ右打ち
相馬騎虎関根学園(新潟)外野手右投げ右打ち
岡田一桜高岡商(富山)投手左投げ左打ち
江藤蓮〇▲未来富山(富山)投手左投げ左打ち
冨樫慶哉氷見(富山)外野手右投げ左打ち
宮下朋晃輪島(石川)投手右投げ右打ち
江崎歩福井工大福井(福井)内野手右投げ左打ち
大上郁人福井工大福井(福井)外野手右投げ右打ち
中西浩平〇豊川(愛知)投手右投げ右打ち
松井蓮太朗〇豊橋中央(愛知)捕手右投げ左打ち
モレチ・アレシャンドレ誉(愛知)投手右投げ右打ち
諏訪大樹名古屋市工(愛知)内野手調査中
鈴木拓見名城大付(愛知)外野手右投げ右打ち
坪眞都大垣北(岐阜)投手右投げ左打ち
西川篤夢神村学園伊賀(三重)内野手右投げ左打ち
大出聖真昴学園(三重)内野手右投げ右打ち
長崎蓮太滋賀学園(滋賀)投手右投げ右打ち
中西創大日星(京都)内野手右投げ右打ち
清水詩太〇京都国際(京都)内野手右投げ右打ち
鏡悠斗龍谷大平安(京都)投手右投げ左打ち
北井陽翔大谷(京都)調査中調査中
勝又瑠威天理(奈良)内野手右投げ右打ち
長瀬大来

大阪学院大(大阪)

投手右投げ右打ち
雲下心翔英真学園(大阪)調査中調査中
木村煌音大阪偕星学園(大阪)調査中

調査中

中野大虎◎〇▲大阪桐蔭(大阪)投手右投げ右打ち
森陽樹〇▲大阪桐蔭(大阪)投手右投げ左打ち
山口悠剛飾磨工(兵庫)内野手右投げ左打ち
東一祐太西宮南(兵庫)投手右投げ右打ち
福井想一朗育英(兵庫)投手右投げ右打ち

那須皓太朗

武田(広島)内野手右投げ両打ち
桂健斗坂出(香川)捕手右投げ右打ち
滝上春斗穴吹(徳島)投手左投げ左打ち
宇佐美球児西条(愛媛)投手左投げ左打ち
藤田雄大西条(愛媛)外野手左投げ左打ち
菊澤敬飛宇和島東(愛媛)投手右投げ右打ち
樽本陸斗明徳義塾(高知)投手右投げ
藤森海斗◎〇明徳義塾(高知)外野手右投げ左打ち
山本嘉隆九州国際大付(福岡)投手右投げ右打ち
神谷凱士飯塚(福岡)外野手右投げ左打ち
塩田蒼太苅田工(福岡)外野手右投げ右打ち
持地唯吏久留米商(福岡)投手右投げ右打ち
江藤暖翔宇美商(福岡)内野手右投げ右打ち
松延響〇鳥栖工(佐賀)投手右投げ右打ち
林龍之介嬉野(佐賀)投手右投げ右打ち
鶴田涼介佐賀商(佐賀)投手右投げ右打ち
村上拓哉城北(熊本)外野手右投げ左打ち
平野颯藤蔭(大分)投手右投げ右打ち
藤川敦也▲(※2)延岡学園(宮崎)投手右投げ右打ち
岡村了樹富島(宮崎)捕手右投げ右打ち
伊藤大晟れいめい(鹿児島)投手左投げ左打ち
犬窪晴人樟南(鹿児島)投手右投げ右打ち
早瀬朔◎〇神村学園(鹿児島)投手右投げ左打ち
今岡拓夢◎〇神村学園(鹿児島)内野手右投げ右打ち

※2:藤川は春季大会参加のため、合宿には不参加。

 

調査中の情報をお持ちの方はこちらまで


10月9日公示プロ野球志望届提出者

札幌日大(北海道)土田大海捕手

今夏南北海道大会準V校の正捕手。身長176センチ、体重88キロ(夏時点)。右投げ左打ち。

 

同大会では4番打者としてチームをけん引。全試合で安打を放つなど、準優勝に大きく貢献した。

 

捕手としては既にプロ志望届提出済みの窪田洋祐投手らをリード。準決勝までの3試合は22年甲子園出場の札幌大谷ら強豪校相手に対し、全試合2失点以内に抑えるなど守備面でも力をみせた。


 

10月8日公示プロ野球志望届提出者

富士学苑(山梨)雨宮詩童内野手

今夏山梨大会4強校のショートストップ。右投げ左打ち。

 

同大会では全4試合にスタメン出場。2回戦の甲府城西戦では3打数2安打2打点で盗塁も2つ記録するなど、2番打者として十分な役割を果たした。

光明相模原(神奈川)鶴島和真捕手

経験豊富な選手。右投げ右打ち。

 

同校では1年夏からレギュラーとして試合に出場。同年神奈川大会4回戦進出に貢献していた。今夏神奈川大会では背番号「18」を背負い、代打で1打席の出場。捕邪飛に倒れていた。

名城大付(愛知)鈴木拓見外野手

身体能力の高い強打の外野手。右投げ右打ち。

 

昨夏は2年生ながら愛知大会でスタメンを勝ち取った。2回戦の名古屋南戦で本塁打を放つなど、5回戦進出に貢献。同秋には愛知大会で4強入りを果たした。

 

最上級生となった今夏は全試合にスタメン出場し、2年連続の5回戦進出に貢献。4回戦の春日井戦では、5打数3安打の固め打ちをみせた。


 

10月7日公示プロ野球志望届提出者

別海(北海道)波岡昊輝内野手

21世紀で甲子園にも出場した別海の内野手。右投げ左打ち。

 

2024年センバツに21世紀枠で出場。波岡は当時下級生ながら1番・ライトで先発し、フルイニング出場を果たした。

 

最上級生になった今夏北海道大会は地区予選で敗れたが、2試合で3安打5打点と活躍。投手としてもマウンドに上がった。

関根学園(新潟)相馬騎虎外野手

今夏新潟大会4強のリードオフマン。身長170センチ、体重70キロ(夏時点)。右投げ右打ち。

 

今夏同大会は準々決勝をのぞく4試合で1番・センターとしてスタメン出場し、全試合で安打を記録した。

 

1番打者らしく、低い打球で安打を重ねることができる右打者だ。

大谷(京都)北井陽翔

大谷は今夏京都大会、初戦で京都文教に2-6で敗れた。北井の出場はなかった。

 


関東学園大付(群馬)後藤奨吾投手

群馬のノーヒッター右腕。身長178センチ、体重81キロ(夏時点)。右投げ左打ち。

 

7回参考記録ながらノーヒットノーランを達成した右腕。昨秋の群馬県大会3回戦・前橋工戦に先発し、7回を無安打無得点に抑えた。

 

180センチ近い身長から投じられる力強い直球とスライダーの組み合わせで相手をかわす本格派右腕。今夏群馬大会は前橋工に敗れ、初戦敗退を喫していた。

土気(千葉)井形晃徳内野手

同校の主将。右投げ右打ち

 

今夏千葉県大会は背番号「5」を背負い、2試合にフル出場。守備位置は主に三塁手だが、投手としてマウンドにも上がる。

 

同大会3回戦では日体大柏に2-19で敗れたが、井形はレフト前へ安打を放った。

船橋北(千葉)内海翔道内野手

俊足巧打のリードオフマン。右投げ左打ち。

 

今夏千葉大会は初戦で光英VERITASに敗れたが、内海は1番サードでスタメン出場し、5打数4安打と躍動。

 

小柄で細身だがスイングスピードが速く、逆方向にも強烈な当たりの打球を放つことができる。唯一の凡退となった遊ゴロも正面へのゴロだったが、一塁は間一髪のアウトと光る脚力を持っている。


10月2日公示プロ野球志望届提出者

明秀日立(茨城)野上士耀捕手

勝負強い打力が自慢の扇の要。身長170センチ、体重77キロ(夏時点)。右投げ右打ち。

 

今夏茨城大会では17打数7安打5打点、打率.417と大活躍。決勝の藤代戦ではタイブレークの10回、勝ち越しとなる左前適時打を放ち、チームを甲子園に導いた。

 

聖地では聖隷クリストファーとの1回戦では、9回に左翼線への二塁打を放ち持ち前の長打力を披露。フルスイングが魅力的な中距離打者だ。

明秀日立(茨城)能戸輝夢外野手

俊足強打の大型外野手。身長183センチ、体重79キロ(夏時点)。右投げ左打ち。

 

どっしりとした軸がぶれない構えから、安打を量産できる好打者。今夏茨城大会では14打数7安打2打点、打率.500と大活躍。準々決勝で怪我をした影響で、決勝からは代打に専念。決勝の藤代戦では執念の中前安打を放った。

 

甲子園も代打の1打席のみの出場。走ることができない状態ながら、なんとかバットにボールを当てた二ゴロを放った。

千葉経大付(千葉)島内芭琉内野手

強豪・千葉経大付のショートストップ。右投げ右打ち。

 

今夏千葉大会は背番号「16」を背負いながら、2回戦の拓大紅陵戦でスタメン出場。6回には逆方向のライト線へ適時二塁打を放つなど、4打数2安打の活躍だった。

 

守備では失策が1つだった。

千葉経大付(千葉)中村和奏投手

強豪・千葉経大付の背番号「1」。右投げ右打ち。

 

オーバースロー右腕。直球と変化球の緩急で空振りが奪える投手。

 

今夏千葉大会では2回戦・拓大紅陵戦に先発。制球を乱すなど安定感を欠き、6回14安打11失点。予四死球は7だった。

共栄学園(東京)西山恭平

今夏東東京大会は背番号「20」を背負い、メンバー入り。

 

共栄学園は4回戦で安田学園に敗れた。西山は同大会での試合出場はなかった。

福井工大福井(福井)江崎歩内野手

小柄ながら高い打撃センスを持つプレイヤー。身長168センチ、体重67キロ(夏時点)。右投げ左打ち。

 

今夏福井大会準優勝校の遊撃手。身長は170センチに満たないものの、打力センスは非常に高く、状況に応じて右に左に単打を重ねる。

 

その結果、同大会では4試合で14打数9安打で打率6割超え。6打点3盗塁のおまけつきで3番打者としての仕事を果たした。

福井工大福井(福井)大上郁人外野手

とにかく足が速い外野手。身長161センチ、体重57キロ。右投げ右打ち。

 

同校では背番号「8」を背負い、今夏準決勝に貢献。小柄ながら決勝戦では2安打を放つなど打力でも貢献したが、魅力は足。

 

外野守備では脚力を生かした打球へのチャージがとにかく速かった。今はまだスケールが小さいが、肩の力が向上すれば、外野の守備は上を目指せる存在だ。


10月1日公示プロ野球志望届提出者

名古屋市工(愛知)諏訪大樹内野手

1年夏からレギュラーを獲得するなど、経験豊富なプレイヤー。

 

今夏愛知大会は初戦敗退。諏訪は3番遊撃手でスタメン出場し、4打数無安打だった。


9月30日公示プロ野球志望届提出者

岩倉(東京)佐竹翔太投手

ノビのある直球が自慢の本格派。身長180センチ、体重72キロ(夏時点)。右投げ右打ち。

 

今夏西東京大会準優勝校の右腕。高身長を生かした角度ある直球が自慢。最速は140キロ以上でノビがあり、スライダーなど変化球との組み合わせで空振りを奪える本格派だ。

 

今夏は背番号「10」を背負い、救援として5試合に登板。4回戦の明大中野戦では2回1/3を無安打無失点に抑えた。

氷見(富山)冨樫慶哉外野手

投手もこなす好打者。身長178センチ、体重70キロ。右投げ左打ち。

 

今夏富山大会は高岡第一に初戦敗退を喫したが、3番ライトで先発出場すると3回に技ありの適時打を放った。同校では2年生時から4番を任され、時には投手としても出場するなど身体能力の高さが自慢の選手だ。

 


 

9月29日公示プロ野球志望届提出者

日本航空(山梨)柳澤拓輝投手

完成度の高い山梨を代表する右腕。右投げ右打ち。

 

知名度を上げたのは昨夏甲子園。2年生ながら3番手で登板すると、躍動感のあるフォームから力強い速球を連発。最速は147キロをマークした。投球内容は3回2/3を7安打4奪三振4失点。勝利にはつながらなかったものの、爪痕を残してみせた。

 

今夏山梨大会初戦・東海大甲府戦では同じくドラフト候補の相手左腕・鈴木蓮吾投手との投げ合いを制した。決勝では今夏甲子園4強の山梨学院に敗れたが、そこでも計6回を8安打4奪三振3失点と粘投で準優勝に貢献した。

 


 

9月25日公示プロ野球志望届提出者

函館大有斗(北海道)長谷川結斗投手

最速は140キロを超える右腕。身長173センチ、体重83キロ(夏時点)。右投げ右打ち。

 

コンパクトで無駄のないフォームから直球とスライダー系の変化球を組み合わせ、カウントを稼いでいく。今夏は函館地区大会初戦から南北海道大会準々決勝までの5試合全てで先発登板。特に地区大会は6月22日から28日までに3試合を行ったが、全完投で3連勝。7日間で354球を1人で投げ抜くタフネスさがある。

 

大会終了後にはLIGA Summer Campにも参加。実戦経験を多く積んだ。

学法石川(福島)大栄利哉捕手

今夏世界準優勝に輝いたU18日本代表に選出された強肩強打の扇の要。身長178センチ、体重85キロ(侍ジャパン公式プロフィールより)。右投げ左打ち。

 

武器は強肩。二塁送球では1秒台を度々マーク。投手としても最速140キロ台の直球を投げ込むなど、身体能力が高い。

 

打者としては高校通算13本塁打をマークするなど、パンチ力が武器。引っ張り方向だけでなく、逆方向に低い打球の安打も放つことが出来るセンスがある。学法石川では1年春に選抜出場。怪我の影響で代打の一打席のみの出場に終わっていた。

 

唯一、気掛かりな点として軽く投げる際に〝イップス〟気味になってしまう傾向がある。U18日本代表ではオープニングラウンド・南アフリカ戦で先発マスクをかぶったが、三振後のボール回しで一塁や二塁に矢のような送球をする一方、投手に対する返球は山なりやワンバウンドになることが多かった。

土浦湖北(茨城)奥畑優梧内野手

フルスイングが持ち味の内野手。身長182センチ、体重75キロ(夏時点)。右投げ右打ち。

 

同校では4番打者を務めた。今夏茨城大会では2回戦で藤代に敗れたが、同大会準優勝の強豪投手陣から2安打を放つなど見せ場を作った。

 

背番号「6」の奥畑だが、同試合では2番手として救援登板。2回3安打無失点と好リリーフをみせた。

利根商(群馬)飯田誠道外野手

同校の外野手。右投げ右打ち。

 

今夏群馬大会の出場はなかったが、昨秋群馬大会は背番号「19」を着けながらスタメンとして4強入りに貢献。準々決勝高崎東戦では4打数3安打3打点の活躍で勝利に導いた。

花咲徳栄(埼玉)田島蓮夢外野手

ハイセンスなアベレージヒッター。身長184センチ、体重82キロ(夏時点)。右投げ左打ち。

 

昨夏は2年生ながら中軸を担い、甲子園出場に貢献。現巨人・石塚の後の5番打者として、地方大会では初戦から準決勝まで6試合連続安打を記録した。

 

今夏は背番号「1」を背負ったが、主に3番・中堅手としてスタメン出場。打撃が特に魅力的な選手で、スイングスピードが速く、逆方向にも安打を放てるセンスを持つ。同校OBで現西武の西川愛也外野手を彷彿とさせる選手だ。

武南(埼玉)矢野幸翼投手

令和のドカベン右腕。右投げ左打ち。

 

今夏埼玉大会は背番号「18」を背負い、主に救援として登板した。昭和の捕手の様な体付きだが、投球フォームは癖がなく再現性が高い。同大会は計3回2/3を2安打2奪三振で3失点(自責は0)。与四球は2だった。

横浜(神奈川)奥村頼人投手

 


今夏世界準優勝に輝いたU18日本代表に選出された投打二刀流。身長179センチ、体重84キロ(侍ジャパン公式プロフィールより)。左投げ左打ち。

 

昨秋明治神宮大会今春センバツ王者・横浜のエースで4番。投手としては最速148キロの直球に、低めに落ちるスライダーを組み合わせて打者から空振りを奪う。制球とテンポが良く、打者に考える隙を与えずにカウントを整えることが出来る。

 

今夏は大会前に左太ももを肉離れ。その影響で投手としては万全ではなかったが、打者として大活躍。神奈川大会では準決勝・立花学園戦で2本塁打4打点で逆転勝ちに貢献。決勝・東海大相模戦でも一発を放ち、2季連続甲子園出場に導いた。

 

甲子園では4番として全試合で安打を記録。投手としては準々決勝の県岐阜商戦で3番手として登板すると、ロングリリーフで幾度となくピンチを防いだ。延長11回にサヨナラ打を浴びたが、6回1/3を4失点(自責は1)の内容だった。

 

U18日本代表としてはオープニングラウンド5戦目のプエルトリコ戦に5番指名打者(投手)として先発出場。野手としては無安打だったが、投手としてはこれまでの最速を上回る148キロをマークするなど、3回2安打無四球5奪三振無失点で試合を作った。


9月24日公示プロ野球志望届提出者

青森山田(青森)伊藤英司内野手

勝負強さが目立つ大型内野手。身長185センチ、体重83キロ(夏時点)。右投げ右打ち。

 

同校では下級生からスタメン入り。2年春のセンバツでは後の夏王者・京都国際と対戦。エースの中崎琉生投手(現国学院大)からサヨナラ適時打を放つなど、ここぞの場面での一打が光った。

 

今春センバツでは初戦で後の夏王者・沖縄尚学と対戦。3番遊撃手でスタメン出場すると、現U18日本代表左腕の末吉良丞投手から左前安打を放った。

 

今夏青森大会は準決勝で弘前学院聖愛に敗れた。伊藤は全4試合にスタメン出場し、10打数3安打1打点で打率.300をマークした。

文星芸大付(栃木)浅田大介投手

投球フォームに特徴がある右腕。身長173センチ、体重68キロ。右投げ両打ち(LIGA Summer Camp公式サイトより)。

 

セットポジションから足を二度上げる「二段モーション」や、走者がいなくてもクイックを使うなど、様々な仕掛けで相手打者を交わす工夫が見られる投手。速球は力強く、空振りを奪える変化球も持つ。

 

今夏は文星芸大付での登板はなかったが、LIGA Summer Campに参加。登板機会を重ねた。

北本(埼玉)木下涼介内野手

長打力が自慢の内野手。右投げ右打ち。

 

今夏埼玉大会は初戦敗退を喫したが、木下は7番ショートで先発出場。2回の第1打席では変化球に体勢を崩されながらも、両翼95メートルのUDトラックス上尾スタジアム左翼席へ飛び込む本塁打を放った。

 

一方、同試合では悪送球が目立って3失策。スローイングに課題を残しながらも、打撃には光るものがある選手だ。

帝京(東京)黒木大地投手

最速145キロの大柄右腕。身長189センチ、体重90キロ。右投げ右打ち。

 

恵まれた体格の持ち主。無駄のないフォームから、力のある速球とスライダーなど変化球を組み合わせて相手打者を封じていく。身体は大きいが、まだまだ投球は進化途中。球速も将来的には伸びていきそうだ。

 

今夏の東東京は準々決勝で岩倉に敗れた。黒木は3試合に登板し、計7回2/3を8安打7奪三振で3失点。与四死球は1だった。夏の大会終了後は沖縄で行われたジャパンサマーリーグに参加。実戦経験を積んだ。

安田学園(東京)稲葉颯来投手

緩急が持ち味のサウスポー。身長177センチ、体重79キロ。左投げ左打ち。

 

今夏の東東京大会は5回戦で後の優勝校・関東第一に敗れたが、2番手で登板した稲葉は6回1/3を4安打2奪三振で無失点と好投した。与四死球は6と多少荒れ気味だったが、コーナーに決まる直球と打者の手元で沈むチェンジアップの組み合わせが抜群。凡打の山を築いた。

 

制球や球速など成長の余地を残すが、今後の成長が楽しみな投手だ。

輪島(石川)宮下朋晃投手

能登が生んだ最速141キロ右腕。身長176センチ、体重85キロ。右投げ右打ち。

 

ユニフォームの上からでも分かる強靭な下半身の持ち主。今夏は背番号「3」を背負いながら、全試合に先発登板。ショートアームが特徴の右腕で、走者がいない際は足を胸のラインまで高く上げ、その勢いを利用して力強い直球を投じる。

 

春の石川大会では強豪の星稜相手に5回3安打4奪三振1失点と好投。今夏も2試合を投げ、計9回を7安打7奪三振1失点。与四死球6と制球に苦しんだが、ゲームメイクしてみせた。

京都国際(京都)清水詩太内野手

2年時に全国制覇を経験した経験値豊富な内野手。身長180センチ、体重78キロ。右投げ右打ち。

 

細身ながら、ミート技術に長けた選手。昨夏甲子園は下級生ながらスタメン入りし、同校初の夏の甲子園優勝に貢献した。

 

今夏の地方大会では17打数8安打で打率.471をマークするなど、強打でチームをけん引。甲子園では4番に座り、木製バットで安打を放つなど8強入りに貢献した。

天理(奈良)勝又瑠威内野手

硬式ではなく、軟式野球部所属の選手。右投げ右打ち。

 

今夏に行われた「軟式の甲子園」第70回全国高等学校野球選手権大会に近畿代表として出場を果たした。勝又は4番サードとして先発出場し、3打数1安打1盗塁。チームは初戦で敗れた。

 

軽やかなグラブさばきと安定したスローイングが持ち味の内野手だ。

宇美商(福岡)江藤暖翔内野手

同校の内野手。右投げ右打ち。

 

今夏の福岡大会は初戦で星琳に敗れた。江藤は2番セカンドで先発出場し、2打数無安打1四球。盗塁を1つ記録した。


9月22日公示プロ野球志望届提出者

仙台育英(宮城)髙田庵冬内野手

今夏甲子園でも本塁打を放った強打の内野手。身長183センチ、87キロ(夏時点)。右投げ右打ち。

魅力はフルスイング。変化球、直球問わず豪快な一振りで、引っ張り方向に鋭い当たりを連発する。甲子園2回戦・開星戦の8回1死から放ったソロ本塁打も、変化球をためて左翼席へ放り込んだ。

 

今夏地方大会では19打数4安打、打率.211と不調だったが甲子園では12打数5安打で打率.417。大舞台での強さも魅力のひとつだ。

仙台育英(宮城)吉川陽大投手

完成度の高い最速147キロ左腕。身長175センチ、体重73キロ(夏時点)。左投げ左打ち。

武器はキレのあるスライダー。曲がりが大きく、高校生レベルでは捉え切ることは容易ではなかった。そこに140キロ台の直球やカットボールを組み合わせ、相手打線を手玉に取る投球術を披露してきた。

 

甲子園では26回2/3を投げ、31奪三振と投球回数を上回った。先発&完投した3回戦の沖縄尚学戦では延長10回の138球目に自己最速へ2キロ迫る145キロをマークするなど、タフさも自慢だ。

いわき光洋(福島)松本志飛外野手

俊足が光る同校のリードオフマン。右投げ左打ち。

 

特徴はその俊足。今夏福島大会2回戦では第2打席に内野安打を放ったが、その際の一塁到達タイムで3秒台後半をマーク。次の打者の際にすかさず盗塁を決めるなど、縦横無尽に駆け回った。

 

今夏は3回戦で学法福島に敗れた。

佐野日大(栃木)井上遥翔内野手

強打が自慢の内野手。身長178センチ、体重83キロ(夏時点)。右投げ左打ち。

 

右に左に単打と長打を積み重ねるリードオフマン。優勝した今春栃木大会は16打数10安打で驚異の打率.625をマークすると、今夏栃木大会でも10打数6安打と大当たり。チームは3回戦で敗れたが、1番打者としての仕事を務めた。

桐生市商(群馬)小野楓倭投手

最速は140キロを超える右腕。身長178センチ、体重68キロ(夏時点)。右投げ左打ち。

 

細身だが直球に力はあり、コーナーに集めて打たせて取る投球で凡打の山を築く。

 

今夏群馬大会では8強進出。小野は全試合に先発し、3回戦まで20回1失点と好投。準々決勝の前橋育英戦では3回1/3を8安打6失点で力尽きた。

明徳義塾(高知)樽本陸斗投手

同校所属の投手。右投げ。

 

最終学年だった昨秋から今夏の公式戦では登板はなかった。

 

中学時代は広島北ボーイズに所属。

明徳義塾(高知)藤森海斗外野手

今夏世界準優勝に輝いたU18日本代表に選出。走攻守三拍子そろった外野手兼捕手。身長180センチ、体重66キロ(侍ジャパン公式プロフィールより)。右投げ左打ち。

 

ミートセンスが非常に高く、際どい球をカットして甘い球を待球出来る打撃センスがある。U18日本代表では壮行試合の大学日本代表戦で2安打とチーム唯一の適時点をマーク。第1打席で早大・宮城投手のボール球変化球を中前へ弾き返すと、第3打席では今秋ドラフト候補の亜大・齊藤の内角直球を中前へタイムリー。木製バットへの対応力の高さをみせた。

 

守っては強肩と安定したスローイングが持ち味。特に外野から本塁への送球はワンバウンドでストライクゾーンに確実性が高い送球を連発。甲子園でもここぞの場面で捕殺をマークするなど、「攻めの守り」が出来る選手だ。

 

明徳義塾では2年夏、3年春の2季連続で甲子園出場。2年夏は3回戦敗退。3年春は初戦敗退を喫したが、3試合すべてで2安打をマークした。

城北(熊本)村上拓哉外野手

鋭いスイングが自慢の外野手。身長173センチ、体重68キロ。右投げ左打ち。

 

同校の3番打者としてチームをけん引、今春熊本大会は4強入りに貢献した。体格は大柄ではないがスイングは速く、逆方向にも強い打球を放つことが出来る。

 

今夏は3回戦で熊本に敗戦。村上は3番で全2試合に出場し、どちらの試合でも安打をマークした。

 


9月19日公示プロ野球志望届提出者

龍谷大平安(京都)鏡悠斗投手

成長力十分の右腕。右投げ左打ち。

 

今夏は背番号「9」を背負い、主に外野手として活躍。それでも投手としての実力も十分で、140キロ台の力強い直球が自慢の右腕だ。同京都大会は2回戦の京都産大付戦に4番手で登板。1回無安打2奪三振無失点と好投した。

 

怪我の影響で登板を回避していた期間も長く、これからの伸びしろが十分な投手だ。

大阪桐蔭(大阪)中野大虎投手

今夏世界準優勝に輝いたU18日本代表に選出された最速151キロ右腕。身長180センチ、体重80キロ(侍ジャパン公式プロフィールより)。右投げ右打ち。

 

名門・大阪桐蔭の主将でエースを担った逸材。140キロ台の直球をストライクゾーンに勢いよく投げ込み、曲がりの大きいスライダーを組み合わせて打者を交わしていく。

 

今夏大阪大会は決勝で東大阪大柏原に敗れたが、2年時に甲子園春夏連続出場を果たした。同夏の初戦は興南戦に先発し、9回4安打無失点の完封勝利をおさめていた。

 

日本代表としては先発&中継ぎでフル回転。オープニングラウンド南アフリカ戦では先発すると、5回4安打無失点9奪三振と圧巻の投球を披露。コールド勝ちに貢献した。

 

スーパーラウンドでは救援として2試合に登板。両試合無失点の好投で、それぞれ勝ち投手に選ばれた。

大阪桐蔭(大阪)森陽樹投手

今春に行われたU18日本代表候補合宿にも選出された高身長最速154キロ右腕。身長190センチ88キロ。右投げ左打ち。

 

中野とともに大阪桐蔭の2枚看板としてチームをけん引。力強い140キロ台の直球に切れ味鋭いスライダーが組み合わせて打者を圧倒。現時点の完成度も申し分ないが、まだまだ成長の余地を残しており、これからの成長が楽しみな投手だ。

 

昨夏甲子園は2年生ながら2回戦の小松大谷戦で先発。7回7安打8奪三振2失点と試合を作った。今夏は決勝で敗れたが、準々決勝の大阪偕星学園戦では9回3安打12奪三振完封と完璧な投球をみせた。

9月18日公示プロ野球志望届提出者

クラーク記念国際(北海道) 辻田丞投手

高身長の本格派右腕。身長185センチ(夏時点)。右投げ右打ち。

 

重みのある140キロ台の直球に加え、スライダー、チェンジアップ、フォークと変化球も幅広い。先発としてゲームメイク出来る投手だ。

 

今夏はエースとしてチームをけん引。地区大会では2試合に先発し、計7回を1安打無失点14奪三振と圧倒。北北海道大会は準々決勝で敗れたが、準優勝の白樺学園相手に7回7安打5奪三振4失点の内容だった。


健大高崎(群馬) 石垣元気投手

ドラフト1位候補。今夏世界準優勝に輝いたU18日本代表に選出された最速158キロ右腕。身長180センチ、体重78キロ。(侍ジャパン公式プロフィールより)。右投げ両打。

最速158キロの剛腕右腕で、今夏はU18日本代表入り。守護神を担うと、試合では150キロ台後半の直球を連発。オープニングラウンドの韓国戦では2番手で登板し、3回1安打4奪三振無失点と圧倒。世界を相手に躍動し、今年のドラフトの目玉に相応しい活躍をみせた。

 

直球に加えてフォーク、スプリットなど空振りが奪える変化球も豊富。高校生レベルでは打ち崩すことが出来ない投手だ。

 

健大高崎では昨春のセンバツ優勝に2年生ながら貢献。今夏甲子園は初戦で京都国際に敗れたが、4番手で登板した石垣は2回2安打2奪三振で無失点と貫禄ある投球を披露した。

健大高崎(群馬) 佐藤龍月投手

昨春センバツ優勝投手。身長173センチ、体重77キロ(夏時点)。左投げ左打ち。

2年生で背番号「1」を背負い、同校をセンバツ優勝に導いた立役者。最速147キロと伸びのある直球に加え、曲がりの大きいスライダーをコーナーに決める。高校生レベルでは完成度の高いサウスポーだ。

 

左ひじトミージョン手術の影響で1年間の登板回避期間を経て今夏に投手復帰。甲子園は復帰明けの球数制限の影響で背番号「7」を背負い、救援投手として登板。2回1/3を2失点の内容だった。

 

完全復活後の期待は大きく、今夏の結果だけでは判断できない存在だ。

四街道(千葉) 岡田幸大外野手

強打の切り込み隊長。右投げ両打ち。

 

今夏の千葉大会では1番打者として全試合にスタメン出場し、全試合で安打をマークした。

 

4回戦ではランニング3ランを、5回戦では両翼92メートルの「なごみの米屋ピーちゃんフィールド大谷津」で右中間席へ飛び込む柵越えの一発を放つなど、1大会2本塁打の強打で8強入りに大きく貢献した。

東京実(東京) 嶋崎智慧内野手

高校通算本塁打30本以上の強打者。身長181センチ、体重79キロ。右投げ両打ち。

 

同校では1年時からスタメンを勝ち取ると、主に遊撃手として活躍。豪快なスイングが持ち味で、安打を重ねる。主将となった最終学年では3期連続で都大会初戦負けを喫したが、全試合で2安打以上をマークしてみせた。

 

また、投手としても直球は140キロ台を計測するなど抜群の身体能力を持っている。

宇和島東(愛媛) 菊澤敬飛投手

愛媛の力投型右腕。右投げ右打ち。

 

躍動感のあるフォームから140キロ台の力強い直球を制球良く投げ込む。4強入りを果たした今夏愛媛大会は全4試合に登板。うち、3試合で完投と抜群のスタミナが自慢だ。

 

いずれの試合も投球内容がいい。初戦新居浜東戦は9回2安打4奪三振、与四死球1の無失点。3回戦松山東戦は2番手で4回1安打5奪三振、予四死球なしの無失点。準々決勝は9回8安打8奪三振、与四死球2の3失点で昨秋、今春と2季連続で愛媛大会優勝を果たした王者新田を下した。

 

準決勝済美戦は9回7安打9奪三振、与四死球1の2失点。全試合で失点3以下、与四死球2以下と試合をしっかりと作れる点が魅力だ。

 


 

9月17日公示プロ野球志望届提出者

遠軽(北海道)高橋凛人外野手

同校の外野手。右投げ左打ち。

 

 

今夏北北海道大会は背番号「9」を背負いながら、地区大会は出場なし。北北海道大会は初戦でクラーク国際に敗退。高橋は同試合の代走の出場のみにとどまった。

聖パウロ学園(東京)山本晴航外野手

同校の大型外野手。右投げ右打ち。

 

 

最終学年は主に1番打者として活躍。大柄な身体から鋭いスイングで低い打球の安打を重ねた。今夏の西東京大会は2試合で6打数3安打の活躍。チームは3回戦で佼成学園に敗れた。

日本学園(東京)片山慶祐

情報収集中。

 

今春都大会、今夏西東京大会ともに出場なし。

 

同校は今夏西東京大会初戦敗退。武蔵野北に3ー5で敗れた。

育英(兵庫)福井想一朗投手

同校の救援投手。右投げ右打ち。

 

今夏兵庫大会は背番号「10」を背負い、救援投手として登板。3回戦の神戸弘陵戦に2番手で登板し、1回2/3を3安打2奪三振3四死球3失点の結果だった。

 

近鉄時代の岩隈久志投手のように、投球フォームで足を上げた際に右手を下げる点が特徴的だ。

神村学園(鹿児島)今岡拓夢内野手

今夏世界準優勝に輝いたU18日本代表に選出された大型内野手。身長180センチ、体重80キロ(侍ジャパン公式プロフィールより)右投げ右打ち。

 

走・攻・守バランスが取れた選手。甲子園では4打数無安打に終わったが、地方大会は22打数10安打6打点。打率.455をマークした。

 

日本代表としてはオープニングラウンドの南アフリカ戦で活躍。木製バットで沖縄セルラースタジアムの左翼席へ飛び込む2ラン本塁打を放つなど、対応力をみせた。

神村学園(鹿児島)早瀬朔投手

今夏世界準優勝に輝いたU18日本代表に選出された最速151キロ右腕。身長185センチ、体重78キロ(侍ジャパン公式プロフィールより)。右投げ左打ち。

 

 

試合では常時140キロ台の直球に加え、130キロ台のキレのあるスライダーを制球良く投げ込む。今夏甲子園では初戦敗退を喫したが、先発して7回10安打3奪三振1失点。与四死球0と制球の良さを披露し、ゲームを作った。

 

 

日本代表としてはオープニングラウンドのプエルトリコ戦が圧巻。2回を4奪三振無失点の好内容で勝利投手に輝いた。同イタリア戦でも救援投手として火消しのリリーフをみせ、同大会2勝の活躍だった。

 


 

9月16日公示プロ野球志望届提出者

浦和学院(埼玉)垣内凌外野手

走攻守三拍子そろった外野手。身長183センチ、体重87キロ(夏時点)。右投げ左打ち。

 

今夏の埼玉大会1回戦では両翼99メートル、フェンスの高さ4.8メートルを誇る県営大宮公園野球場の左中間席に強烈なライナーでの本塁打を放ってみせた。長打も単打も打球速度が速く、外野のフェンスにあっという間にボールが到達する。

 

外野手としては強肩が自慢で、三塁や本塁へ低い軌道で勢いのある送球が可能だ。

浦和学院(埼玉)藤井健翔内野手

パワーと器用さの両方を兼ね備えたスラッガー。右投げ右打ち。

 

力感のない構えから、今春の埼玉大会準決勝・川越東戦では1試合2本塁打をマーク。両翼99メートル、フェンスの高さ4.8メートルを誇る県営大宮公園野球場の左翼席へ、打った瞬間それと分かる一発を放ってみせた。

 

その長打力はもちろん、軽打で安打性の打球を狙って放つなど状況に応じたバッティングが出来るのも魅力の一つ。将来が楽しみな選手だ。

鶴ヶ島清風(埼玉)松本悠河投手

無名公立校に現れた力投型右腕。右投げ右打ち。

 

今夏の埼玉大会は初戦敗退を喫したが、強豪私学の埼玉栄相手に8回4安打3失点と粘投。映像を見た限りで体は細身だが、直球は力強いものがあり、打者の内角にも思い切って投げ込むことが出来る投手だ。

 

フォームも大きな癖はなく、これからの成長が楽しみな存在だ。

中越(新潟)石山愛輝投手

三振が奪える速球派右腕。身長180センチ、体重78キロ。右投げ右打ち。

 

最速は150キロ近い速球が自慢の投手。リリースポイントが高く、角度のある球を勢いよく投げ込むことができる。今夏の新潟大会は5試合に登板し計17回2/3で27奪三振と、高い奪三振率を誇る投手だ。

 

今夏は甲子園出場。初戦で関東第一に敗れたが、背番号「10」を着け2番手で登板。140キロ台の速球にスライダーなどを組み合わせ、2回1安打2失点。U18日本代表に選ばれた坂本と対戦し、三直に抑えた。

静清(静岡)内藤優央投手

速球が魅力の高身長サウスポー。左投げ左打ち。

 

180センチ以上の高身長から、MAX140キロ台中盤と勢い十分な直球を投げ込む。今夏静岡大会は2回戦で常葉菊川に敗退。先発した内藤は制球に苦しみ、4回6失点と本来の力を出すことが出来なかった。

 

それでも将来性は抜群。今後の成長に期待したい存在だ。
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豊橋中央(愛知)松井蓮太朗捕手

巧打と安定した守備力が魅力の今夏ブレイク捕手。身長176センチ、体重78キロ(夏時点)。右投げ左打ち。

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武器はスローイング。1秒台ならプロレベルと言われる二塁送球のタイムは、1秒85(当社調べ)をマークするなど高い水準の守備力が自慢だ。

 

今夏甲子園では初戦敗退を喫したが、準優勝投手の日大三・近藤から2安打を放つなどミートセンスも武器の一つ。同愛知大会では5番捕手で全試合にスタメン出場し、24打数10安打5打点で打率.417をマーク。今夏の公式戦全試合で安打を放ってみせた。

誉(愛知)モレチアレシャンドレ投手

今夏に147キロを計測した身長190センチ超のロマン右腕。右投げ右打ち。


制球の安定感は成長の余地を残すものの直球は力強く、今夏愛知大会2回戦では140キロ台後半を連発した。


変化球もスライダーや手元でわずかに曲がる球など、持ち球は幅広い。フォームや制球、変化球の制度などが成長すれば、将来はとんでもない投手になりそうだ。

 

同大会は背番号「11」を背負い、1回戦から3回戦の計3試合に登板。計3回⅓を7奪三振4四死球1失点の内容だった。4回戦以降は登板が無く、チームは準々決勝で敗れた。

大阪偕星学園(大阪)木村煌音

情報収集中。


同校は今夏準々決勝で大阪桐蔭に0-1で敗戦。木村は全試合で出場はなかった。

西宮南(兵庫)東一祐太投手

同校の救援投手。右投げ右打ち。

 

今夏は背番号「10」を背負い、救援投手として2試合に登板。俗に言う「野手投げ」に近い投球フォームで、球速も一般的。

 

今夏は計5回⅔を4奪三振2四死球3失点の内容だった。チームは2回戦で敗れた。

穴吹(徳島)滝上春斗投手

公立校投手の枠を超えたサウスポー。身長175センチ、体重70キロ(夏時点)。左投げ左打ち。

 

投げっぷりのいいフォームから、最速144キロの直球を投じる。今夏は初戦で城東に敗れたが、先発した滝上は6回途中までに5者連続を含む10三振を奪った。それでも中盤以降に制球を乱すなど、3安打ながら与四死球7の5失点で降板。スタミナ面と制球面に課題を残した。

 

それでもスプリットや曲がり幅の大きいスライダーなど変化球も魅力的で、どれも伸ばせば楽しみな才能ばかり。今後の成長が楽しみな投手だ。

飯塚(福岡)神谷凱士外野手

同校の安打製造機。右投げ左打ち。

 

どっしりとした構えから鋭いスイングで安打を重ねるクラッチヒッター。全試合で4番出場した今夏福岡大会は9打数5安打5打点と大活躍。打率.556をマークし、同校の5回戦進出に貢献した。

 

同校の野球部公式インスタグラムによると、今春福岡中央地区野球大会準決勝で公式戦初本塁打を記録した。

苅田工(福岡)塩田蒼太外野手

俊足が武器の外野手。右投げ右打ち。

 

今夏福岡大会は北九州に敗れて初戦敗退を喫したが、塩田は1番センターで先発出場。4打数1安打で二塁打を1本放ったが、持ち味をみせたのは7回の凡退したセカンドゴロだった。

 

塩田が放った打球は地を這うようなゴロ。舞台の筑豊緑地野球場は全面人工芝で打球は失速することなくセカンドへ到達した。加えて打者の塩田は右打者。普通であれば余裕でアウトになってもおかしくないプレーだった。が、一塁へスライディングで到達するほどわずかな差でのアウトだった。

 

第一打席に四球で出塁した際にも二盗を試み、アウトになったがここも間一髪のプレーだった。全国的には無名だが、しっかりと特徴がある選手だ。

久留米商(福岡)持地唯吏投手

ゲームメイクできる力投型右腕。右投げ右打ち。

 

サイドに近いスリークォーターから投じられる角度のあるボールが特徴の右腕だ。今夏福岡大会は全試合に先発し、3回戦(継続試合)で140球完投、5回戦171球完投と先発としての役割をこなした。

 

特に3回戦の筑前戦は9回6安打10奪三振無失点と完璧な投球で勝利に導いた。

佐賀商(佐賀)鶴田涼介投手

190センチ前後の高身長が自慢の最速144キロ右腕。右投げ右打ち。

 

今夏の佐賀大会は背番号「10」を背負い、救援投手として1試合に登板。1/3を投げ、2安打1奪三振1失点だった。

 

直球は力強く、変化量の大きいスライダーも相手から空振りを奪える。同校は好投手の藤瀬がエースで鶴田は登板機会が少なかったが、それでも魅力は十分にある投手だ。

富島(宮崎)岡村了樹捕手

強打が自慢の扇の要。身長174センチ、体重77キロ(夏時点)。右投げ右打ち。

 

スイングスピードが速く、それに比例するように打球速度も速い。低く強烈な打球を放つことが出来る中距離打者だ。

 

今夏宮崎大会では同じくドラフト候補の延岡学園・藤川から3打数3安打1打点と大当たり。3回にはセンターオーバーの適時二塁打を放ってみせるなど、完成度の高い投手相手に結果を出してみせた。

 


 

9月11日公示プロ野球志望届提出者

東海大甲府(山梨)鈴木蓮吾投手

150キロに迫る直球が武器の剛腕サウスポー。左投げ左打ち。

細身だが、直球にはノビがある。直球と同じ腕の振りから曲がるスライダーも武器のひとつ。今夏は初戦で日本航空に敗れたが、8回2安打7奪三振1失点と好投。初回に147キロをマークするなど、完成度は高かった。

1年夏から名門校で背番号「1」を着けるなど、当初から期待大。2年生だった2024年夏には、その春に選抜8強入りを果たした山梨学院打線を9回1失点完投で封じ込んだ

大師(神奈川)大竹倖太郎投手

大金星を起こした公立校のエース。右投げ右打ち。

 

癖のないフォームから球筋のいいストレートを投げ込む右腕。まだまだ体は細身で、成長の余地を大いに残す投手だ。

 

今春神奈川大会では春夏通じて5度の甲子園出場経験がある桐光学園と対戦。9回1失点と好投し、大金星を導いた。今夏は3回戦で光陵に敗れたが、先発した大竹は9回3安打14奪三振3失点と好投。自責点は0だった。

英真学園(大阪)雲下心翔

中学時代は大阪ニューヤングに所属。

 

同校は今夏初戦敗退。雲下の出番はなかった。

飾磨工(兵庫)山口悠剛内野手

安定した守備力が自慢のショートストップ。右投げ左打ち。

 

今夏兵庫大会は加古川東に初戦敗退。山口は1番ショートで先発出場し、2打数無安打3四球の結果だったが、守備では多くの見せ場を作った。

 

数多くの守備機会がありながら、失策は0。スローイングが安定しており、一塁送球へのほとんどがストライク送球だった。

 

中でも球際の強さが光った。三遊間への内野安打性の打球がいくつも襲ったが、山口は追いつくとノーステップで一塁へストライク送球。見る者を魅了した。

九州国際大付(福岡)山本嘉隆投手

福岡の直球王子。身長177センチ、体重70キロ。右投げ右打ち。

 

140キロ台後半もマークする力強い直球は他者と一味違う。追い込んだ後には外角いっぱいに制球された直球を投げ込むことができ、打者から空振りと見逃しの両方で三振を奪える。

 

圧巻だったのは今夏福岡大会準決勝の東筑紫学園戦。3番手でマウンドに上がると、2回2/3の打者8人を相手に7奪三振無安打と完璧なリリーフをみせた。

 

特に8回、9回は圧巻の6者連続奪三振。外角いっぱいに決まる直球に相手打線は手も足も出なかった。変化球の精度向上に加え、自慢の直球に磨きがかかれば将来が楽しみな投手だ。

 


 

9月10日公示プロ野球志望届提出者

日大藤沢(神奈川)半田南十内野手

神奈川を代表するショートストップ。身長176、体重75キロ(夏時点)。右投げ左打ち。

 

ショートの守りは芸術的。握り替えの速さは高校レベルでは群を抜いている。肩も強く、送球のコントロールもいい。捕球から送球まで、安心して見ていられる選手だ。

 

打者としてもスイングスピードが速く、それでいてミートセンスが高い。芯で捉えられた打球の速度は速く、あっという間にフェンスまで到達する。

 

今夏の神奈川大会は3番遊撃手として全試合に出場し、20打数8安打5打点で打率.400をマークした。5回戦の桐光学園戦では4打数3安打3打点で大当たり。安打は全て二塁打、凡退の一打席も強烈なショートライナーと魅力十分の活躍だった。

昴学園(三重)大出聖真内野手

同校のクラッチヒッター。右投げ右打ち。

 

今夏三重大会では背番号「18」を背負いなら、3番一塁として2回戦からスタメン入り。

 

2回戦の三重戦では先制適時二塁打を放つと、3回戦の伊勢戦では4打点。準々決勝の宇治山田商戦では9回に1点差に迫る本塁打を放つなど、全試合で活躍をみせた。

大阪学院大(大阪)長瀬大来投手

転校経験を持つ大型投手。身長188センチ、体重92キロ(夏時点)。右投げ右打ち。

 

智辯和歌山に入学。後に同校へ転校し、公式戦には今春から出場。春夏含めて主に外野手で出場した。

 

投手としてはスリークォーター気味のリリースポイントから、最速140キロ台後半の球威ある直球を軸に投げ込む。

 

野手としても打力が魅力で、今春から頭よりも高いトップから鋭いスイングを繰り出す。今夏の大阪大会は6打数1安打1打点だった。

 

転校の影響で試合経験も少なく、これからの成長に期待が持てる選手。投打両方に可能性を持っている。

 


 

9月9日公示プロ野球志望届提出者

八王子(東京)新井唯斗内野手

俊足強打の大型内野手。身長183センチ、体重77キロ(夏時点)。右投げ左打ち。

 

武器は足の速さ。今夏5回戦の明星戦では一、二塁間を破る右前安打を放つと、ライトが処理に一瞬もたつくと、瞬く間に二塁まで到達してしまった。打ってから二塁に到達するまでのタイムは7秒73だった(弊社調べ)。

 

甲子園出場経験のある同校で下級生からスタメン入り。常に上位の打線でチームをけん引してきた。今夏西東京大会では1番打者として全試合に出場。24打数8安打で打率.333をマークした。

 

元々は中堅手だったが、今年から遊撃手へとコンバート。内外野問わずに守れる身体能力の高さも売りの一つだ。

糸魚川(新潟)中澤克斗捕手

強打の扇の要。右投げ左打ち。

 

躍動感のある構えから、すり足のフォームで右に左に安打を重ねる。今夏は初戦で関根学園に敗れたが、5打数2安打1打点。2安打はどちらも逆方向への安打と、打撃センスの良さをみせた。

 

同校では2年生から4番打者を務めた。昨夏の新潟大会では3試合全てで安打をマークした。

オイスカ浜松国際(静岡)大橋令和内野手

俊足好守のショートストップ。右投げ右打ち。

 

武器は身体能力の高さ。ショートの守りでは小気味良いフットワークでボールにチャージ。プレーの所々にセンスを感じさせる動きを披露する。

 

今夏の静岡大会は初戦で駿河総合に敗れた。大橋は3番遊撃手でスタメン出場し、4打数1安打1打点、失策1だった。

藤蔭(大分)平野颯投手

高身長右腕。身長187センチ、体重72キロ。右投げ右打ち。

 

角度のあるリリースポイントから、130キロ台の直球と勝負球の変化球を組み合わせる。

 

今夏の大分大会は背番号「11」を背負い、全2試合に先発。計5回7四死球と制球力に課題を残す。それでも、体はまだ細身でトレーニングを積めば大化けしそうな大器だ。

9月8日公示プロ野球志望届提出者

大田原(栃木)甲斐咲輔投手

栃木の変則左腕。身長167センチ、体重63キロ(夏時点)。左投げ左打ち。

 

特徴は超がつくほど変わったフォームだ。
①ピッチャープレートの最も一塁側に立ち、投球動作をスタート。
②脚を上げると、打者側に背番号がはっきり見えるほど軸を回転。
③その後は一塁側ベンチに向かって超インステップしたかと思えば、サイドスローで投球。

 

結果、セカンド方向からの角度があるボールが投じられる。直球は110キロ台、変化球は90キロ台とお世辞でも速いとは言えないが、直球に打者は振り遅れる。

 

今夏の栃木大会では背番号「1」だったが、主に役割はクローザー。初戦敗退を喫した1回戦では1回2/3を3安打3四死球1失点だったが、3三振を奪った。

 

身体と技術両方に大幅な成長が必要だが、一芸のある選手だ。

昌平(埼玉)桜井ユウヤ内野手

埼玉を代表するスラッガー。身長181センチ、体重91キロ(夏時点)。右投げ右打ち。

 

バットを頭の右斜め上で構えるダイナミックなフォームから、鋭いスイングで繰り出される飛距離は唯一無二。今夏埼玉大会決勝戦では、叡明の好投手・増渕から打った瞬間の一発を左中間席へ放り込んだ。

 

同大会は20打数10安打11打点。打率.500をマークするなど、高校ではレベルが1つ抜けていた。将来的には球界を代表する長距離砲となる可能性を秘めた逸材だ。

雪谷(​東京)小原陽内野手

同校のリードオフマン。右投げ右打ち。身長175センチ、体重62キロ(夏時点)。

 

今夏は主に1番打者としてチームをけん引。12打数3安打で1盗塁をマーク。4回戦の竹台戦では大田スタジアムの左翼席へ本塁打も放った。

 

甲子園出場経験のある同校で、1年時からベンチ入りを果たした。

日大鶴ケ丘(東京)住白翔夢投手

将来性抜群の高身長左腕。左投げ左打ち。

 

180センチ近い身長から、最速140キロ台の球威ある直球をテンポよく投げ込む。今夏は2試合に救援として登板し、計9回1/3を6安打6奪三振7四死球。

 

下級生時代から登板を重ね、経験値は豊富。与四死球の多さは課題に残るが、投球フォームも癖はなく今後の成長が楽しみな存在だ。

湘南学院(神奈川)油田瑛太投手

大型左腕。身長190センチ、体重76キロ(夏時点)。左投げ左打ち。

 

高身長から投じられる直球は力強い。そこに球速帯が大きく異なる変化球が加わり、緩急差に打者は苦しむ。

 

今夏は初戦敗退。川崎総合科学・小宮との好投手対決を前に敗れた。今年は春夏両県大会に登板したが、長いイニングを投げ切ることが出来なかった。素材を活かすためにも、課題克服に打ち込みたい。

川崎総合科学(神奈川)小宮悠瞳投手

市立校が生んだ魅惑のサウスポー。身長180センチ、体重70キロ(夏時点)。左投げ左打ち。

 

ゆったりとしたフォームから、最速143キロの直球を投じる。今夏は2回戦で同じくプロ志望届を提出した湘南学院・油田との投げ合いを制した。

 

同試合では9回2失点与四死球10と制球に苦しんだものの、173球を投げ切る精神力がある。まだまだ体は細いが、将来性抜群の存在だ。

豊川(愛知)中西浩平投手

成長著しい本格派右腕。右投げ右打ち。

 

2024年選抜では下級生ながら背番号「11」を着け、ベンチ入り。1回戦の阿南光戦4番手で登板。1回1/3を5安打5失点と打ち込まれたが、当時で130キロ台後半の速球を投げ込んでいた。

 

そこから迎えた最終学年の今年。見違えるほど体格は大きくなり、エースに成長。今夏の愛知県大会では140キロ台後半の直球を連発した。落ちる変化球のキレも増し、この1年間でハッキリと分かるほど進化してみせた。

 

今夏の愛知県大会では3試合に登板。計9回2/3で四死球2と制球力も安定している。総合力の高い投手だ。

未来富山(富山)江藤蓮投手

今春行われたU18日本代表候補合宿に選出されたプロ注目左腕。身長180センチ、体重84キロ(夏時点)。左投げ左打ち。

 

軸がしっかりとしたフォームから投じられる最速145キロの球威ある直球が自慢。そこに落差のあるフォークも加わる投球術で、空振りが量産できる投手だ。

 

甲子園では初戦敗退。5回1/3を11安打8失点と打ち込まれたが、プロからの評価は依然として高い。野手としても4番を担い、一発が狙える打者だ。富山大会決勝で右中間席へ運ぶ本塁打を放つなど、長打力も魅力の一つ。投打ともに今後の飛躍が期待できる逸材だ。

滋賀学園(滋賀)長崎蓮太投手

高身長で経験豊富な右の本格派。身長186センチ、体重82キロ(夏時点)。右投げ右打ち。

 

好調なら常時140キロ台の力強い速球をバンバンと投げ込む。そこに球速差30キロの110キロ台カーブが加わり、打者は緩急に惑わされる。

 

今春選抜では背番号「1」を着けてメンバー入り。1回戦で浦和実業・石戸との好投手対決が実現し、試合は敗れたが長崎は6回1/3を3失点の内容だった。

 

今夏は決勝戦で1回1/3を5失点と打ち込まれたものの、そこまでの3試合は計12回を無失点と好投を披露していた。

新田(愛媛)當眞嗣胤投手

高身長の勝利請負人。右投げ右打ち。

 

昨秋、今春と2季連続で愛媛王者に輝いた新田のエース。2季連続で四国大会4強入りも果たした。

 

躍動感あるフォームから140キロ台前半の力強い直球を軸に、打者に向かって勢いよく投げ込む。今夏愛媛大会はは3試合に登板し、10回1/3で与四死球6。試合では制球に苦しめられる面も見られたが、まだまだ成長の余地を残す投手だ。

鳥栖工(佐賀)松延響投手

令和のガソリンタンク。右投げ右打ち。

 

今夏佐賀大会では、7月10日の初戦から16日の3回戦まで3試合連続で先発。計3試合で325球を投げ込んだ。その3回戦は延長戦に突入。延長10回の170球目に146キロをマークするなど、この時代には珍しい疲れを知らないイニングイーターだ。

 

投手としては130​​キロ台後半~140キロ台後半までの速球を力配分で投げ分け、相手打線を手玉に取る。

 

同校では1年夏に甲子園出場。いきなりベンチ入りすると、初戦では2番手で7回1失点と好投。経験豊富な先発投手として、期待が出来る右腕だ。

嬉野(佐賀)林龍之介投手

佐賀の公立校に現れた剛速球右腕。右投げ。

 

今夏は初戦で唐津西に敗れたものの、147キロをマークするなど計8回で15奪三振をマークした。

 

フォームが安定していなかった高1時と比較すると、別人のように進化。現ドジャースの佐々木朗希投手の様に高く足を上げるフォームから、力強い直球を投げ込む。

 

身長も190センチ近くあり、これからの成長次第では楽しみになりそうな逸材だ。

樟南(鹿児島)犬窪晴人投手

鹿児島の本格サイドスロー右腕。身長181センチ、体重75キロ。右投げ右打ち。

 

横手投げだが、直球は140キロ台をマーク。加えて手元で動くシュートなど、変化球に打ちづらさがある。

 

今春に行われた鹿児島県選抜高校野球大会では枕崎相手にノーヒットノーランを達成。現時点での完成度も非常に高い変則投手だ。

 


9月4日公示プロ野球志望届提出者

幸福の科学学園(栃木)エミール・セラーノ・プレンサ外野手

規格外の超パワーヒッター。身長189センチ、体重105キロ(夏時点)。右投げ右打ち。

 

父親にNPBでも活躍したドミンゴ・グスマン投手(中日などでプレー)を持つ、ドミニカ共和国出身の留学生。

 

武器は高校生とは思えない恐ろしいパワー。ボールがバットに当たればピンポン玉のように遠くへ飛ばし、ゴロであっても内野ゴロの勢いで外野まで到達する。

 

今夏栃木大会の3回戦では1点ビハインドの9回1死から同点の本塁打を放つと、延長の11回1死満塁からは左翼席へサヨナラ満塁本塁打を放つなど、勝負強さも兼ね備える。

 

背番号は「1」で投手としても140キロ台の直球を投げ込むが、野手としての期待値が高そうだ。

幸福の科学学園(栃木)ユニオール・エルイン・ヌエニス・ジャスケス捕手

強肩強打のドミニカン。身長185センチ、体重91キロ(夏時点)。右投げ右打ち。

 

エミールとともに日本にやってきたドミニカ共和国出身の留学生。自慢は肩で、二塁送球は矢のようなボールを放つ。

 

今春の栃木大会では2本塁打を放つなど、こちらも打力は自慢。エミールとともに、春夏2季連続の8強入りに貢献した。

山村学園(埼玉)横田蒼和内野手

ハイセンスなヒットメーカー。身長180センチ、体重88キロ。右投げ左打ち。

 

広角に安打を放てる高い打撃センスを持った安打製造機。逆方向の左中間にも飛距離のある打球を飛ばせる貴重な打者だ。

 

今夏の埼玉大会は26打数12安打2本塁打で打率.462をマーク。主に遊撃手だが、同大会は背番号「1」として投手でも活躍した。

日星(京都)中西創大内野手

打ってよし、守ってよしの内野手。右投げ右打ち。

 

武器は芸術性のある守備。180センチ近い身長だが、小気味よいフットワークが可能。グラブ使いは実に柔軟で、スローイングまで一貫して安定したプレーを披露する。

 

打撃でも右に、左に安打を放つ。1年秋に転校で日星入り。今春が公式戦デビューとなった異例の内野手だ。

西条(愛媛)宇佐美球児投手

愛媛のドクターK。左投げ左打ち。

 

直球の球速は140キロ前後で、伸びのある直球だ。空振りが奪えるスライダーと組み合わせれば相性抜群。

 

今夏愛媛大会は8強で敗れたが、準々決勝・小松戦では9回12奪三振と意地の投球をみせた。

 

現時点でも完成度は高いが、成長を重ねれば先発として将来が有望な逸材だ。

西条(愛媛)藤田雄大外野手

同校のリードオフマン。左投げ左打ち。

 

今夏のスタメンは準々決勝の1試合のみで、その試合は3打数無安打に終わった。

 

しかし、昨年は2年生ながら主に1番中堅手として活躍。夏の決勝戦、聖カタリナ戦では現・中日の有馬恵叶投手から適時打を放つなど、勝負強さを発揮した。


9月3日公示プロ野球志望届提出者

市船橋(千葉)松原若嗣内野手

甲子園にも出場した巧打の左打者。身長169センチ、体重74キロ。右投げ左打ち。

 

目線のブレが小さい打撃フォームが特徴で、コンタクト技術に長けている巧打者。

 

今夏千葉大会では主に5番打者として活躍し、23打数9安打11打点。打率.391と高い数字をマークした。今夏千葉県大会4回戦の千葉明徳戦で右翼席へ本塁打を放った。

川和(神奈川)濱岡蒼太投手

神奈川屈伸の公立進学校に現れた快速左腕。左投げ左打ち。

 

ユニフォームの上からでも分かる分厚い下半身から、140キロ台の重い直球と曲がり幅の大きいスライダーをコースに投げ分ける。セットポジションから足を二度上げる二段モーションが特徴だ。

 

今夏北海道で行われたLIGA Summer Campに参加し、146キロをエスコンフィールドでマーク。現時点での完成度も高いが、将来性抜群の投手だ。

高岡商(富山)岡田一桜投手

富山を代表する右打者キラー。同校の今夏富山大会準優勝に貢献した左腕だ。身長178センチ、体重75キロ。左投げ左打ち。

 

武器は投球術。140キロ台の直球を軸に、右打者の外角に決まるチェンジアップは空振りを奪える抜群のコンビネーションだ。

一方で、今夏準々決勝の富山商戦では左打者に対する制球に苦労する一面も見られた。課題を持ちつつも、将来性豊かな左腕と言える。

 

大垣北(岐阜)坪眞都投手

岐阜屈指の公立進学校に現れたダイヤの原石。身長177センチ、体重71キロ(夏時点)。右投げ左打ち。

 

最速149キロ。躍動感のあるフォームから、球威十分の直球を投げ込む。縦に大きく曲がる変化球も武器の一つで、直球とのコンビネーションで封じ込める。

 

今夏は岐阜大会で8強入りに貢献。全4試合に登板し、25回2/3で与四死球18。やや制球力に課題を残すが、将来性抜群の投手だ。


 

9月2日公示プロ野球志望届提出者

水戸敬明(茨城)中山優人投手

茨城のミスター・パーフェクト。身長181センチ、体重65キロ。右投げ左打ち。

 

無駄のないコンパクトなフォームから最速146キロの直球を制球良く投げ込む。変化球もチェンジアップやフォーク、縦のスライダーなど空振りを奪える落ちる球を持っており、三振を積み重ねることができる。

 

今夏の茨城大会準々決勝では少なくとも9球団のスカウトが見守る中、過去に甲子園出場経験のある水城を相手に完全試合を達成。9回無安打14奪三振と圧巻の投球をみせた。

 

身体はまだ細身で、技術とともに成長の余地を残す。大化けの期待を匂わせる右腕だ。

新発田農(新潟)平野詠士外野手

同校のチャンスメーカー。右投げ右打ち。

 

今夏の新潟大会では主に1番打者としてチームをけん引。13打数4安打で打率.307。上位として十分な活躍をみせた。

 

昨秋、今春とチームは県8強入り。今夏は4回戦で新潟産大付に敗れた。

関根学園(新潟)池田栞太捕手

強肩強打の扇の要。身長185センチ、体重91キロ(夏時点)。右投げ右打ち。

 

最大の武器は自身も自慢の肩。二塁送球は1秒8台とバズーカのような送球を投げ込み、幾度となく盗塁を阻止してきた。

 

春の新潟大会では2本塁打を放つなど、長打力も武器のひとつ。今夏も19打数7安打で打率.368をマークした。

関根学園(新潟)山田蓮外野手

強靭な筋肉を誇る同校の4番打者。身長176センチ、体重84キロ(夏時点)。左投げ左打ち。

 

兄に現オイシックス新潟の山田龍青内野手を持つ。

坂出(香川)桂健斗捕手

強肩が武器の捕手。右投げ右打ち。

 

24年秋に行われた徳島県選抜対香川県選抜の交流戦では、香川県選抜の一員としてメンバー入りを果たした。

 

特徴は肩。捕球から送球へのリズムはそこまで速くないが、大砲で撃たれたかの様な送球を制球良く二塁へ放つ。

 

坂出では1年夏からメンバー入り。同秋から正捕手の座を奪うと、2年夏からは1番・捕手としてチームをけん引。今春香川県大会では14打数5安打と打率.357の活躍で8強入りを果たした。

 

まだまだ荒削りの選手。育てれば磨く原石だ。


9月1日公示プロ野球志望届提出者

札幌日大(北海道)窪田洋祐投手 

今春に行われたU18日本代表候補合宿にも選出された注目の投打二刀流。身長186センチ・体重88キロ(当時)と、恵まれた体格の持ち主だ。右投げ右打ち。

 

投手としては、今夏南北海道大会決勝戦で148キロをマークするなど、角度のある力強い直球が武器。

 

野手としてもスイングスピードが速く、左右に飛距離のある打球を放つ広角打法の選手だ。昨夏甲子園では2年生ながら4番としてチームをけん引した。

関東学園大付(群馬)篠塚大地捕手

高校通算本塁打30本超のパワーヒッター。身長182センチ、体重86キロ(夏時点)。右投げ右打ち。

 

今夏群馬大会は初戦敗退も、4番捕手で先発出場すると第2打席で変化球を左翼席へ運ぶ本塁打を放った。

光英VERITAS(千葉)森川嵩広捕手

同校では下級生時代から3番捕手でスタメン入り。がっちりとした体格の持ち主で、右投げ左打ち。

 

今夏の千葉大会は2回戦で市船橋(甲子園出場)に敗退も、最終打席で逆方向の左中間へ適時二塁打を放つなど2安打の活躍をみせた。

 

大きな身体から繰り出されるスイングスピードは速く、打球は強烈。強打の扇の要と言える存在だ。

掛川西(静岡)石川大峨内野手

筋肉質な身体から繰り出される長打力が自慢のパワーヒッター。身長187センチ、体重89キロ(夏時点)の大型内野手。右投げ右打ち。

 

昨夏甲子園では2年生ながらスタメン入り。1回戦の日本航空戦では7番一塁で先発出場すると、4打数2安打2打点の活躍で勝利に貢献した。

 

今夏は背番号「5」を背負いながらも、大会前に負傷した影響で出場わずか1打席。4回戦の御殿場西戦・7回に代打で出場し、捕邪飛に倒れていた。

静岡商 山本敢生(かんう)投手

同校では1年生からメンバー入りを果たした。右投げ右打ち。

 

180センチを超える身長から、140キロ台の直球に多彩な変化球を組み合わせる。完成はまだまだ先で、伸びしろが十分だ。

 

今夏は計14回を投げ、8奪三振6失点(自責は3)。野手としても全4試合で安打をマークした。

神村学園伊賀(三重) 西川篤夢内野手

甲子園未出場ながら、プロから注目される逸材。身長は180センチ超え、高い身体能力を兼ね備える。右投げ左打ち。

 

俊足巧打のヒットメーカー。身体は細身だが、俊足を活かすために低い打球を左右に打ち分ける。今夏の三重大会は全3試合で10打数4安打。四死球も4つ選ぶなど、選球眼の良さも武器の一つだ。

 

投手としても力強い直球を持つ。将来性抜群の選手だ。

武田(広島) 那須皓太朗内野手

身長190センチ、体重92キロ(夏時点)の超大型内野手。右投げ両打ち。

 

今夏は広島県大会1回戦敗退も、1番遊撃手で先発出場。3打数無安打1死球の結果だった。

 

8月に北海道行われた高校3年生を対象とする個人参加型のリーグ戦、LIGA Summer Campにも参加した。

延岡学園(宮崎)藤川敦也投手

今春に行われたU18日本代表候補合宿にも選出(春季大会参加のため不参加)された宮崎屈指の右腕。身長184センチ、体重90キロ(春時点)。右投げ右打ち。

 

最速153キロの直球が持ち味。その153キロを2年6月時にマークするなど、非常に高い完成度を誇る。変化球もスライダー、カーブなどを持ち、緩急自在の投球術を誇る。

 

今夏の宮崎大会は準々決勝で敗退。同試合では4番・投手で先発出場し、7回2/3を6安打8奪三振2失点(自責は0)。打者としても上記の通り主砲としてチームをけん引し、全3試合で12打数4安打5打点と活躍した。

れいめい(鹿児島)伊藤大晟投手

今夏同校を45年ぶりの決勝進出に導いた立役者。身長174センチ、体重74キロ。左投げ左打ち。

 

140キロ台後半の直球にスライダー、チェンジアップ、カーブを組み合わせる。それぞれの球種を内、外ギリギリに投げ分ける技術を持ち、与四球も多いが相手の打者に的を絞らせない投球術を誇る。

 

今夏は4試合に先発。計36回で35奪三振と高い奪三振率を誇る。決勝戦こそ疲労から6回10失点(自責6)と力尽きたが、それまでの3試合は全完投で7失点(自責4)。ゲームメイクできる貴重な左腕だ。


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阿部泰斉 Taisei Abe

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。法大を卒業後、スポーツ新聞社に就職。アマチュア野球、競馬の担当を経て2024年に退職。現在はお笑い芸人として日々鍛錬を積んでいる。新聞社時代、野球担当では高校までの野球部経験を活かして甲子園取材を経験。競馬担当では美浦トレーニングセンターでの日々の調教から、競馬場でのレース取材まで幅広く担当。結果を出す馬の特徴を研究した。