ニューヨーク・ヤンキースはMLB(メジャーリーグ)シーズン終盤に入り、調子を上げ始めている。過去15試合で11勝を挙げて現地9日(火)の試合終了時点で80勝64敗、アメリカン・リーグ東地区首位のトロント・ブルージェイズを3.0ゲーム差で追っている。
再びかみ合い始めた歯車のなかで、ア・リーグのMVP候補と目されるアーロン・ジャッジも野球界最高の選手という称号にふさわしい活躍を続けている。
現地9日(火)の試合で、アーロン・ジャッジは歴史あるヤンキースのチーム記録において、レジェンドの記録を抜き去った。
この日のデトロイト・タイガース戦が始まる時点で、アーロン・ジャッジは、ニューヨーク・ヤンキース在籍時の通算本塁打記録でヨギ・ベラと並んでいた。そしてこの試合の初回、ジャッジはその記録を塗り替えた。
33歳のジャッジは、1回裏にタイガースのケイシー・マイズとフルカウントの攻防を繰り広げた後、高めのスプリッターを捉えて今季44号、通算359号となる本塁打を放った。
A Historic Judgian Blast 🫡
— New York Yankees (@Yankees) September 9, 2025
Aaron Judge is now 5th on the all-time homer leaders list in franchise history 🤝 pic.twitter.com/tZZ7CKKC27
(歴史的なジャッジのホームラン🫡 アーロン・ジャッジは球団史上の通算本塁打ランキングで5位に躍進した🤝)
このホームランでジャッジはヤンキースのレジェンド、ベラを抜いて球団在籍時の通算本塁打ランキング5位に浮上した。ジャッジはこれでベーブ・ルース(659本)、ミッキー・マントル(536本)、ルー・ゲーリッグ(493本)、ジョー・ディマジオ(361本)に続いてチーム通算本塁打数のトップ5に加わった。
ジャッジがディマジオを抜いて4位に浮上するのは時間の問題だ。おそらく2025年レギュラーシーズンが終了するまでには史上4位の座はジャッジのものとなっているだろう。
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原文:Aaron Judge breaks Yogi Berra history on Tuesday night against Tigers
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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