ニューヨーク・ヤンキースはメジャーリーグ(MLB)で最も成功を収めてきた球団であり、ワールドシリーズの優勝回数は実に27回を誇る。レギュラーシーズンでも32年連続で勝率5割以上を記録し続けている。
現地9日(水)に行われるデトロイト・タイガース戦に勝利すれば、その記録は33シーズン連続となる。
ヤンキースの現在の成績は80勝63敗だ。残りは19試合となっており、あと1勝すれば2025年のシーズンも勝率5割以上で終えることが確定する。
The last time the Yankees ended a season with a losing record was in 1992 👀
— ESPN Insights (@ESPNInsights) September 9, 2025
They enter tonight's game against the Tigers 80-63, 1 win shy of clinching a 33rd straight season of .500 or better. pic.twitter.com/8YgWxOiZ4a
(ヤンキースがシーズンを負け越しの成績で終えたのは1992年が最後 👀今夜のタイガース戦に臨むヤンキースは80勝63敗。33年連続の勝率5割以上達成まであと1勝に迫っている。)
ヤンキースが最後に負け越したのは1992年だ。この年、ヤンキースは新人監督バック・ショーウォルターの下で76勝86敗でシーズンを終えた。その後の32年間でこの記録が最も危うくなったのは2023年だろう。その年、チームは82勝80敗の成績を残した。
今シーズンのヤンキースはMLBオールスター戦以降、シーズン序盤の強さを発揮できずにいる。アメリカンリーグ東地区の首位の座をトロント・ブルージェイズに明け渡し、現在2ゲーム差の2位となっている。さらにヤンキースのすぐ後ろには1ゲーム差でボストン・レッドソックスも追い上げており、激しい地区優勝争いが繰り広げられている。
ただワイルドカード争いで見れば、ヤンキースは4.5ゲーム差をつけてトップに立っており、ポストシーズン進出はほぼ確実と見られる。
ここ最近のチームは好調で、直近10試合では7勝3敗を記録している。一部の選手のパフォーマンスに懸念はあるものの、キャプテンのアーロン・ジャッジのリーダーシップの下、33年連続の勝ち越し、そしてポストシーズン出場はまず間違いないだろう。
原文:Yankees are 1 win away from keeping a 32-year streak alive
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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