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マリナーズのエウヘニオ・スアレスがハーモン・キルブルーに肩を並べる三塁手としてMLB史上2位タイの49号を記録

Billy Heyen

石山修二 Shuji Ishiyama

マリナーズのエウヘニオ・スアレスがハーモン・キルブルーに肩を並べる三塁手としてMLB史上2位タイの49号を記録 image

エウヘニオ・スアレスはトレードデッドラインでシアトル・マリナーズに移籍して以来、本来の力をなかなか発揮できずにいた。

だがシーズン終盤、プレイオフが近づくに連れ、少しずつ調子を取り戻してきたスアレスは現地25日(木)の夜にMLBの歴史を新たに名を刻んだ。

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スアレスはこの夜、今季49本目の本塁打を放った。

これはスアレス自身のシーズン最多本塁打記録に並ぶ個人的に特別な数字だが、メジャーリーグ(MLB)の歴史においても意味を持つものだ。

この1本でスアレスはハーモン・キルブルー(元ツインズほか)と並んで、主に三塁手としてプレイする選手のシーズン最多本塁打記録の2位タイとなった。

もちろん、スアレスは2019年の時点ですでにキルブルーと肩を並べており、今回が2度目のタイ記録達成となる。

ちなみに、このリストのトップに立っているのはアレックス・ロドリゲス(元ヤンキースほか)の54本だ。

  • 54本/アレックス・ロドリゲス(2007年/ヤンキース)
  • 49本/エウヘニオ・スアレス(2025年/マリナーズ、2019年/レッズ)
  • 49本/ハーモン・キルブルー(1969年/ツインズ)
  • 48本/マイク・シュミット(1980年/フィリーズ)
  • 48本/エイドリアン・ベルトレー(2004年/ドジャース)
  • 48本/アレックス・ロドリゲス(2005年/ヤンキース)

スアレスは今季まだ3試合を残しており、自身初の50本塁打を達成すればキルブルーを抜き、単独2位となる可能性も残されている。

シアトルにとって何よりの朗報は、シーズンがまだ続いていくことだ。

アメリカン・リーグ西地区優勝を勝ち取ったマリナーズは、プレーオフでも存在感を示そうとしている。スアレスが調子を上げてくれば、そのための大きな力となるだろう。

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原文:Mariners' Eugenio Suarez ties Harmon Killebrew for MLB third base history
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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Billy Heyen

Billy Heyen is a freelance writer with The Sporting News. He is a 2019 graduate of Syracuse University who has written about many sports and fantasy sports for The Sporting News. Sports reporting work has also appeared in a number of newspapers, including the Sandusky Register and Rochester Democrat & Chronicle

石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。