このオフ、ボストン・レッドソックスがアロルディス・チャップマンと契約した時の期待は、元クローザーのケンリー・ジャンセンの穴を埋めてくれることだった。彼らが球界屈指のストッパーを手に入れることになるとは予想だにしていなかった。
チャップマンは今シーズン、すでに歴史に残る活躍を見せているが、現地7日(日)のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦でセーブを記録し、2つの記録を更新した。
ひとつは1イニング4奪三振という自身の記録の更新、もう一つは50打者連続アウトというMLB記録の更新だ。
この試合でチャップマンの防御率は0.98まで下がった。5月30日以降、チャップマンは30イニングを投げ、112人の打者と対戦し、被安打6安打、与四球6、自責点1、52奪三振という成績を残している。そして7月23日以来、約1か月半にわたり失点していない。
レッドソックスは先日、チャップマンとの契約延長をまとめた。したがって、来年も同様の活躍を期待することができる。相互オプションを両者が行使すれば、契約は2027年まで延長される可能性もある。
チャップマンは、レッドソックスが支払った金額に見合うだけの活躍を見せてくれている。このシーズン終盤戦、レッドソックスがリードする試合展開を増やせれば、チャップマンがゲームを締めくくって勝利を確実なものにしてくれるだろう。
原文:Red Sox' Aroldis Chapman legendary season continues with him breaking MLB, his own records
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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