レアル・マドリードは、2つの新契約を締結したものの、現時点では公表を控えていると報じられている。
クラブからの公式発表はなく、クリスマス前後、もしくはシーズン終了時に発表される予定だという。
これは、シーズンの重要な時期に集中を乱さないための措置だ。
スペインのサッカー専門ニュースサイトの「Defensa Central」によれば、契約を結んだのはモロッコ代表のFWブラヒム・ディアスと、ベルギー代表のGKティボー・クルトワだ。ディアスは2030年まで、クルトワは2027年までの契約となる。
クラブ首脳陣は、特にシャビ・アロンソ監督がチャンピオンズリーグ初陣に向けてチームを準備している状況を考慮し、慎重さが最重要だと考えている。代表戦のインターバルが終わり、集中力の維持が不可欠とされているのだ。
国内リーグの好調も、この方針を後押ししている。アロンソ率いるチームはリーグ戦で3連勝を収め、7月のクラブワールドカップでパリ・サンジェルマンに準決勝で大敗したときよりも一体感を増している。
フロレンティーノ・ペレス会長によれば、今回の契約延長はピッチ内外でのレアル・マドリードの未来にとって極めて重要だという。
クルトワは昨シーズン53試合に出場し、63失点を喫しながらも17度のクリーンシートを記録した。一方、ディアスは56試合に出場し、6ゴール8アシストを記録。途中出場から流れを変える存在となっていた。
原文：Real Madrid seal double deal in secret as Christmas surprise awaits
翻訳：小鷹理人（スポーティングニュース日本版）
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