レギュラーシーズンの残り試合もわずかとなる中、シカゴ・カブスはポストシーズン進出に向けて戦い続けている。
首位ミルウォーキー・ブルワーズには5.0ゲーム差を付けられており、カブスはナ・リーグ中地区を制するのは難しい状況に追い込まれているが、ワイルドカード争いでは9ゲーム差という圧倒的なリードを保っている。
そんな中、4連勝を狙う現地17日(水)のピッツバーグ・パイレーツ戦を前に、カブスは心配されていた主力打者の復帰を発表した。
パイレーツとのデーゲーム直前、外野手・鈴木誠也の復帰が発表された。
Last one with the Buccos.
— Chicago Cubs (@Cubs) September 17, 2025
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鈴木は5番ライトで先発出場し、第1打席は死球で出塁。第4打席まで凡退し、6回裏の守備時に交代した。チームは8-4で勝利し、5年ぶりのポストシーズン進出を決めた。
31歳の鈴木は気管支炎のため、ここ5試合を欠場していた。火曜日の打撃練習に参加した後、チームは鈴木の状態が回復したと判断し、この日の先発を決定した。
メジャー4年目の鈴木は今年、カブスでキャリア最高のシーズンを送っている。ここまで140試合に出場し、本塁打(27本)と打点(91)で自己ベストを更新し、打率.244、出塁率.324、長打率.461、OPS.785を記録している。
原文:Cubs' Seiya Suzuki returns to lineup after concerning absence
翻訳・編集:石山修二、及川卓磨(スポーティングニュース日本版編集部)
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